自販連（日本自動車販売協会連合会）は1月8日、2009年12月および年間の乗用車車名別販売台数を発表した。全軽自協（全国軽自動車協会連合会）も2009年12月および年間の軽四輪車通称名別新車販売速報の発表を行った。

■2009年12月の普通車車名別販売台数
　自販連のランキングによると、12月はトヨタ「プリウス」が2万2594台で1位。これは今年の5月以降8カ月連続になり、プリウスは発売以降、常に1位になっている。以下、コンパクトカーのホンダ「フィット」（1万3942台）、ホンダ「インサイト」（1万1967台）と続く。このインサイトまでが1万台を超えている。

■2009年の年間普通車車名別販売台数
　2009年はトヨタ「プリウス」が20万8876台で1位となった。これは、2位のホンダ「フィット」（15万7324台）対して5万台以上の差を付けており、圧倒的な数字。3位のトヨタ「ヴィッツ」（11万7655台）までが、10万台を超えている。

■2009年12月の軽自動車車名別販売台数
　全軽自協の軽四輪車通称名別新車販売速報によると、12月はスズキ「ワゴンR」が1万812台で、13カ月連続の1位。ダイハツ「ムーヴ」は、1万258台で2位となった。以降ダイハツ「タント」の8440台、ダイハツ「ミラ」の7385台、スズキ「アルト」の7202台と続いた。

■2009年の年間軽自動車車名別販売台数
　2009年の1位はスズキ「ワゴンR」の20万1528台。ワゴンRは、1月～12月まで1度も1位を譲ることなく、年間でも1位となった。2位はダイハツ「ムーヴ」（18万2325台）、3位はダイハツ「タント」14万5432台となり、3位までが10万台を超えている。3位までのランキングは2008年と同様のものとなった。