首都高速道路は1月8日、3号渋谷線と4号新宿線を結ぶ中央環状山手トンネルを、3月28日16時に開通すると発表した。

　3号渋谷線と4号新宿線を結ぶ山手トンネルは、かねてより建設が行われていたもので、この開通により、東名高速道路用賀IC（インターチェンジ）と東北自動車道川口ICが中央環状線（C2）経由で接続されることになる。

　首都高ではその効果も発表しており、従来渋滞のピーク時（平日11時台）で58分かかっていた用賀IC～3号渋谷線～環状線（C1）～5号池袋線～中央環状線（C2）～川口IC間が40分へと18分の短縮、同様に東名 用賀IC～常磐道 三郷IC間も65分から50分へと15分短縮されると言う。

　また、3号渋谷線と山手トンネルの接続を行う大橋JCT（ジャンクション）は、3号渋谷線の上り方向、下り方向とも接続されており、交通状況にあわせた経路選択ができ、首都高全体の渋滞ピーク時の渋滞長が約3割減少するとしている。

整備効果	大橋JCTのルートイメージ

　首都高では建設中の山手トンネルを事前にバスで見学できる「山手トンネルプレミアムバスツアー」の参加者50名を募集しており、興味のある方は応募してみてほしい。

　山手トンネルプレミアムバスツアーは、2月9日14時～16時30分に行われ、応募締切は1月22日（必着）。応募は往復はがきでのみ受け付けるほか、必要事項として首都高のPA（パーキングエリア）で配布している「首都高News」に記載されたクイズに回答する必要がある。詳細は「首都高講座 17限目：山手トンネルプレミアムバスツアー」募集Webページを確認のこと。