フォルクスワーゲン、「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」でエコカー減税対応
1.4リッターシングルチャージャーエンジンを国内向けに改良

ゴルフTSIコンフォートライン

2010年2月5日発売
ゴルフTSIコンフォートライン:278万円
ゴルフヴァリアントTSIトレンドライン:275万円



ゴルフヴァリアントTSIトレンドライン

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ゴルフTSIコンフォートライン」と「ゴルフ ヴァリアントTSIトレンドライン」に搭載する1.4リッターターボエンジンを、平成17年排出ガス基準75%低減レベル(4つ星)に適合する日本国内向けの改良を行い、2月5日より発売する。価格は従来から3万円高となり、それぞれ278万円と275万円。

 ゴルフTSIコンフォートラインとゴルフ ヴァリアントTSIトレンドラインが搭載する1.4リッターTSIシングルチャージャーエンジンは、従来から平成22年度燃費基準(+25%)を達成しており、車齢13年超の廃車を伴う代替の場合、エコカー補助金の対象車種だったもの。今回新たに改良を施したことで、平成17年排出ガス基準75%低減レベルをクリアし、輸入ガソリン車として初めて、エコカー減税(75%減税)の適用対象車両(翌年の自動車税も50%減免)となった。具体的には、ゴルフTSIコンフォートラインの場合で、取得税8万9400円+重量税4万2600円+翌年度の自動車税1万7300円の計14万9300円が、ゴルフ ヴァリアントTSIトレンドラインの場合で、取得税8万8400円+重量税4万2600円+翌年度の自動車税1万7300円=合計14万8300円が減税される。さらに購入補助金として、車齢13年超車の廃車を伴う場合25万円、それ以外の場合で10万円の補助が受けられる。

 なお、今回の変更に伴い型式が、ABA-1KCAXから低排出ガス4つ星対応レベルを表すDBA-1KCAXに変更され、燃費は10・15モードで16.4km/Lとなっている。

(瀬戸 学)
2010年 1月 14日