マツダ、新型「Mazda5」(プレマシー)をジュネーブショーで世界初公開
2.0リッター直噴ガソリンエンジンに「i-stop」搭載

Mazda5

2010年1月20日発表



 マツダは1月20日、3月2日~14日までスイスで開催される「第80回 ジュネーブ国際自動車ショー(80th International Motor Show)」で、新型ミニバン「Mazda5」(日本名:プレマシー)を世界初公開する。

 この新型Mazda5では、アイドリングストップシステム「i-stop(アイストップ)」を装備した2.0リッター直噴ガソリンエンジンと6速MTを組み合わせることなどで、CO2の排出量を現行車と比べ15%低減していると言う。このほか、1.8リッターエンジン搭載車(6速MT)もラインアップする。

 ミニバンとしての装備は、“カラクリシート”と呼ぶ2列目中央シートのユニークな格納機構などによって多彩なシートアレンジを可能とし、両側リアスライドドアとともに多様なニーズに応えるものとした。

Mazda5。エクステリアデザインには、近年の量産車の一部に取り入れてきた「NAGARE(流)」造形を初めて本格的に採用したと言う

 そのほかの出展車としては、「Mazda6」(日本名:アテンザ)マイナーチェンジモデル 欧州仕様、「Mazda MX-5」(日本名:ロードスター)20周年記念車 欧州仕様、Mazda5 ハイドロジェンRE ハイブリッドを予定しており、技術展示として次世代直噴ガソリンエンジン「SKY-G」、次世代クリーンディーゼルエンジン「SKY-D」、次世代オートマチックトランスミッション「SKY-Drive」などを予定している。

(編集部:谷川 潔)
2010年 1月 20日