米国トヨタ、1月21日にリコールした8車種の販売を停止 アクセルペダルが戻らなくなるおそれ |
2010年1月26日(現地時間)発表
トヨタ自動車の米国現地法人であるToyota Motor Salesは1月26日(現地時間)、同月21日に計230万台のリコールを発表した米国発売の8車種について、販売を一時停止すると発表した。また、販売の停止にともない、米国とカナダの5カ所の工場で2月の第1週よりこの8車種の生産を停止する。
Toyota Motor Salesでは、2009年にブレーキが正常に作動しなくなるおそれがあるとして、約420万台のリコールをしているが、それとは別の原因でアクセルペダルが戻らなくなったり、戻るのが遅くなったりする可能性があるとして、1月21日に8車種のリコールを発表していていた。リコール対象となるのは、2005年以降の「アバロン」、2007年以降の「カムリ」「タンドラ」、2008年以降の「セコイア」、2009年以降の「RAV4」「カローラ」「マトリックス」、2010年の「ハイランダー」の8車種で、これら8車種の販売、生産を当面休止するというもの。
アバロン | カムリ | タンドラ |
セコイア | RAV4 | カローラ |
マトリックス | ハイランダー |
Toyota Motor Salesのボブ・カーター副社長は顧客の安全確保と、同社の信頼回復が重要だとし、販売の停止は問題が解決するまでの必要な対処だとしている。
(瀬戸 学)
2010年 1月 27日