加藤電機、iPhoneで「VIPER」を操作できる「iVIPER」 |
加藤電機は3月15日、カーセキュリティ装置「VIPER」を、iPhoneから操作できる「iVIPER」を発売した。
盗難警報装置VIPERに取り付けるユニット「iVIPER]と、iPhone用のソフトのセット。iVIPERをVIPERのメインユニットに取り付け、ソフトをiPhoneにインストールすることで、iPhoneからVIPERの各種操作のほか、緊急通報サービスと、車両の位置確認、iVIPERの機能設定が可能になる。
位置検索画面。左が住所表示、右が地図表示 | 機能設定画面 |
価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は4万円前後の見込み。このほか月額使用料とサービスの従量料金が必要。月額使用料は、315円の「iプラン」と630円の「Wiプラン」が用意されている。なおiPhone用ソフトは無料となっている。
iプランではVIPERのセキュリティON/OFF、トランクオープン、エンジン始動、パニックモード(サイレン音を鳴らす)、緊急通報サービス、iVIPERの機能設定が可能。機能設定確認は、暗証番号の変更や、各センサーの通報有無の設定、通報先電話番号の確認、エンジン作動状況の確認などが可能。なおトランクオープンとエンジン始動は車両への取付施工が必要となる。
Wiプランではiプランの機能に加えて、車両の位置検索が可能になる。位置検索は、住所表示のほか、地図への位置表示ができる。
料金コース | 月額基本料 | 緊急通報サービス | 位置検索 | 機能設定確認 |
iプラン | 315円 | 42円~/回 | なし | なし |
Wiプラン | 630円 | 42円~/回 | 53円/回 | 53円/回 |
iVIPER本体のサイズは約119×82×27mm。重量は107g。本体のほか、通信ユニット、高輝度LED、取付ハーネス一式が同梱される。iPhoneは含まれず、ソフトバンクモバイルとの契約が別途必要になる。またiVIPER使用開始時には、加藤電機との契約が必要で、同社による審査を通過する必要がある。
対応するVIPERのメインユニットは「5000V」「3000V」「2000V」「1000V」「791V」「350V」「350VII」「818V」。
(編集部:田中真一郎)
2010年 3月 19日