ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、昨年9月30日に国内発表会を行い、その発売を予告していたフラッグシップサルーン新型「XJ」を5月15日に発売する。価格は1000万円～1755万円。

　新型XJでは、Luxury（ラグジュアリー）、Premium Luxury（プレミアム ラグジュアリー）、Portfolio（ポートフォリオ）、Supersport（スーパースポーツ）をラインアップ。

　LuxuryとPremium Luxuryは、ボディーサイズ5135×1900×1455mm（全長×全幅×全高）、ホイールベース3030mmのショートホイールベース（SWB）モデルのみだが、PortfolioとSupersportでは、5260×1900×1455mm、ホイールベース3155mmのロングホイールベース（LWB）モデルも用意する。

　LuxuryとPremium Luxury、Portfolio（SWB）では、最高出力283kW（385PS）/6500rpm、最大トルク515Nm/3500rpmのV型8気筒 5リッター自然吸気エンジンを搭載し、Portfolio（LWB）では、最高出力346kW（470PS）/6000-6500rpm、最大トルク575Nm/2000-5500rpmのV型8気筒 5リッター スーパーチャージャーエンジンを搭載。最上位モデルの、Supersportでは、さらに出力・トルクとも高められたジャガー史上最強のエンジンである、最高出力375kW（510PS）/6000-6500rpm、最大トルク625Nm/2500-5500rpmのV型8気筒 5リッター スーパーチャージャーエンジンを搭載する。

。モデルと価格一覧は下記のとおり。

　この新型XJでは、細長いティアドロップ型のサイドウィンドーをデザインの中心に据えて流れるようなシルエットを形成したとし、未来を見据えたジャガーのデザインの方向性を強調したと言う。また、インテリアに関しては、シート、インストルメントパネル、センターコンソールなど主要部位の表面にはレザーを使用。スピードメーターやタコメーターは12インチの液晶画面によるバーチャルインストルメントパネルに描かれるほか、エアコンやHDDオーディオ＆カーナビ用に8インチのタッチスクリーンを装備する。

主要部位にはレザーが使われるインテリア

　新型XJの詳細については、発表会の関連記事を参照されたい。