三菱自動車、「i-MiEV」個人向け販売を4月1日開始 61万9000円値下げの398万円。補助金で284万円に |
三菱自動車は、電気自動車(EV)「i-MiEV」の個人販売を、4月1日から開始する。
価格は法人向けから61万9000円引き下げられた、398万円。補助金制度を利用すると、1台114万円が交付され、負担額は284万円になる見込み。さらに、購入時の自動車取得税と重量税が免税になる。
2009年7月から法人等に販売しているEVを、個人向けにも販売するもの。法人向けと同様に、車両本体価格と、税金や整備費用の一部を料金に含んだリース(メンテナンスリース)を基本として販売する。このため、補助金申請等はリース会社が行う。
24時間365日対応のロードサービス「三菱アシスト24」を用意するほか、全ディーラーに充電設備の設置を進め、同社Webサイトでディーラーの充電ポイント一覧を提供している。4月中旬からは、この一覧をSDカード経由でメーカーオプションのカーナビに追加できるようになる予定。
2009年度の販売台数は約1400台。2010年度は国内に約4000台を販売する計画で、すでに約2000台の購入希望があると言う。海外にも約5000台を出荷する予定。
(編集部:田中真一郎)
2010年 3月 30日