ハンファ・ジャパン、常時録画型ドライブレコーダー「K3」 付属のメモリーで直近2時間をループで録画 |
ハンファ・ジャパンは4月2日、常時録画型の低価格なドライブレコーダー「K3」を発売した。直販サイト「UMAZONe(うまぞん)」からのWeb限定販売で価格は1万4800円。
K3は、本体にカメラとMicro SDカードスロット、クレイドル部が一体になったドライブレコーダー。クレイドル部はフロントガラスに両面テープで固定するが、ヒンジ部が上下120度、左右360度回転するため、フロントガラスの傾斜に左右されず装着できるほか、車両後方を撮影することもできる。配線はシガーソケットからの電源のみなので、取り付けも容易だ。
正面と背面。背面にはPower/RECボタンがあるが、その都度押さなくてもクルマの電源と連動して録画を開始する。ModeボタンはGセンサーの感度を調整するもの。また、背面にはマイクが内蔵される | |
側面にmicroSDカードスロットがある | 反対側の側面には電源。USB端子は使わない |
カメラはカラーのCMOSセンサーでレンズ視野角は水平90度、垂直55度。解像度640×480ピクセルの画像を20フレーム/秒で記録する。記録形式はMPEG4(AVI)。音声録音にも対応する。
常時録画される映像は、1分ごとに分割して保存され、付属の2GBのmicroSDカードの場合で、直近約2時間の動画を記録できる。メモリーがいっぱいになった場合は、古いファイルから上書きしていく。また、搭載したGセンサーにより、急ブレーキや急ハンドルなどの衝撃を検知すると、その前後の動画を別フォルダに保存するため、これらの映像を上書きしてしまうことはない。
本体内蔵電池により時間の管理をするため、撮影されたファイルのプロパティに撮影時間の情報が記録される。記録した映像は付属のソフトで簡単に見ることができる。
本体サイズは102×41×77mm(幅×奥行き×高さ)で重量は約95g。シガー電源ケーブルが付属し、DC12V/24Vに対応する。またビューアーソフトは付属のmicroSDカードに収録される。対応OSはWindwsVistaと7。
(瀬戸 学)
2010年 4月 2日