高速道路各社、ゴールデンウィーク期間の渋滞予測と対策
渋滞回数は昨年とほぼ同規模と予想

2010年4月6日発表



 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)の高速道路各社は4月6日、ゴールデンウィーク(4月28日~5月9日の12日間)の渋滞予測とその対策を発表した。

 下り線は5月1日~3日に、上り線は5月3日、4日にピーク時10km以上の渋滞が多く発生すると予測。10km以上の渋滞回数は444回(昨年比24回増)、30km以上は50回(9回減)と予測している。上下線別の最も長い渋滞の発生予測個所は下記の4区間。

道路名渋滞ピーク日時発生個所渋滞区間渋滞長通常時通過時間ピーク時通過時間
関越自動車道(下り)5月2日7時ごろ花園IC付近大泉JCT→花園IC50km30分1時間40分
東名高速(上り)5月3日19時ごろ大和トンネル付近御殿場IC→横浜町田IC45km25分1時間50分
東名高速(上り)5月4日19時ごろ大和トンネル付近御殿場IC→横浜町田IC45km25分1時間50分
九州自動車道(上り)5月4日19時ごろ八幡IC付近太宰府IC→小倉南IC45km25分2時間15分

※IC(インターチェンジ)、JCT(ジャンクション)

 高速道路各社は渋滞対策として、道路本線上では上り坂などでの速度低下注意喚起やトンネル照明の照度アップによる暗がりや圧迫感の緩和、休憩施設では駐車場整理員の配置や臨時トイレの設置などの対策を行っていく。

 また、ゴールデンウィーク期間中の4月30日は平日だが、上限1000円のETC休日特別割引対象日となるため、この日を使った分散利用を呼びかけている。

(編集部:谷川 潔)
2010年 4月 6日