SUPER GT第2戦岡山リポート【イベント編】
大人気ピットウォークやグリットウォーク、無料で参加できるキッズカート教室も実施

大勢の観客で埋め尽くされたピットロード

2010年4月4日開催



 岡山国際サーキットで4月3日、4日に開催された2010 AUTOBACS SUPER GT 第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」では、数多くのイベントが開催された。SUPER GTやフォーミュラ・ニッポンでは毎戦多くのイベントが行われるので、週末のサーキットをたっぷり楽しめるはずだ。ここではイベントの一部を紹介しよう。

ピットウォーク
 国内レースのビッグイベントでは定番となっているのがピットウォークだ。ピットウォークは土曜日と日曜日に行われる。普段は入ることのできないピットロードや、レーシングコースに行くことができる。GTマシンを間近で見られるし、多くのチームがドライバーのサイン会や写真撮影を行っている。レースクィーンの写真を撮るのもピットウォークが最適だろう。

ピットウォークを待つ長蛇の列は毎回数百メートルになる実に人気の高いピットウォーク。各所でサイン会や写真撮影を行っていた
アンドレ・ロッテラー選手脇阪寿一選手道上龍選手
伊沢拓也選手と山本尚貴選手谷口信輝選手番場琢選手

GTキッズウォーク
 SUPER GTでお馴染みなのが、中学生以下の子供が一緒であれば同伴者無料となるGTキッズウォークだ。土曜日の予選セッション終了後に行われる。ピットウォークと同様に、ドライバーがサインしてくれたり記念撮影に応じてくれる。NISMO、ZENTなど人気チームはあっと言う間に行列ができる。また、今回はピットインの練習を見せてくれたチームもあった。

5号車 マッハGOGOGO車検408Rのピットではピットインの練習が見られた記念写真に応じる初音ミク X GSRポルシェの番場琢選手と佐々木雅弘選手井出有治選手
大嶋和也選手平手晃平選手脇阪寿一選手

キッズカート教室
 小学生を対象としたSUPER GTキッズカート教室がイベント広場で開催された。身長100~130cmの小学生なら、保護者同伴で無料参加できるイベントだ。なんと贅沢なことに井出有治選手、松浦孝亮選手による特別レクチャーも行われた。

 1回5人、約30分で行われた教室では、最初は乗り込み方から始まり、親が押してブレーキングの練習、リアタイヤを浮かせてアクセルワークの練習、直線で自走してブレーキングの練習、最後はオーバルコースを自力で走行するまでが行われた。1日に10回、2日間で20回の教室が開催されたが、先着順なので早々に締め切りとなっていた。

イベント広場では無料のキッズカート教室が開催された最初は親が押して……ブレーキの練習
リアタイヤを浮かせてアクセルワークの練習アクセルを踏んで自走し……ブレーキの練習
最後はオーバルコースを自走する井出有治選手もゲスト参加した

GTではお馴染みのサーキットサファリ。コースが短いのでバスは2周した

サーキットサファリ
 コース上で行われるイベントがサーキットサファリだ。サーキットをバスで1周する間、すぐ横をGTマシンが猛スピードで駆け抜けていく。昨年も多くのレースで行われ、人気の高いイベントだ。


レース開始直前のグリッドウォーク。各マシンの周りは人垣で囲まれた

グリッドウォーク
 コース上で行われるもう1つのイベントが、決勝スタート直前のスターティンググリッドに入れるグリッドウォークだ。予選の順番に並べられたGTマシン、ドライバー、レースクィーンを間近で見ることができる。


ドライバートークショー
 サーキットに入場した人なら、誰でも楽しめるイベントがドライバートークショーだ。グランドスタンド裏のイベントエリアに用意されたSUPER GTオフィシャルステージでは、前戦の鈴鹿で優勝した安田裕信選手と3位に入った山本尚貴選手のトークショーが行われていた。

 ダンロップタイヤのブースにはDENSO DUNLOP SARD SC430の平手晃平選手とアンドレ・クート選手も登場し、レースの裏話などを紹介した。どちらのステージも10m以上の人垣ができるほど大人気だった。

オフィシャルステージでは安田裕信選手山本尚貴選手のトークショーが行われていたステージまわりは10m以上の人垣ができた
平手晃平選手とアンドレ・クート選手こちらのステージも10m以上の人垣

 この様にサーキットでは数多くのイベントが行われている。レース観戦をより楽しめる環境が整っているので、ぜひサーキットに足を運んでいただきたい。