ボッシュ、シルバーバッテリー「ハイテックシルバーII」

2010年5月20日発売
オープンプライス



 ボッシュは5月20日、国産車用バッテリー「ハイテックシルバーII」を発売した。価格はオープンプライス。

品番コールドクランキング
電流(CCA)
本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)(mm)
HTSS-55B19L410127×187×203
HTSS-55B19R410127×187×203
HTSS-75B24L500129×238×203
HTSS-75B24R500129×238×203
HTSS-95D23L700173×232×204
HTSS-95D23R700173×232×204
HTSS-115D26L730173×260×204
HTSS-115D26R730173×260×204
HTSS-135D31L830173×306×204
HTSS-135D31R830173×306×20

 「ハイテックシルバー」「メガパワーシルバー」の後継となる、シルバー合金バッテリー。これにより同社の国産車用シルバーバッテリーはハイテックシルバーIIと「メガパワーシルバーライト」の2本立てとなる。

補水キャップがない上面

 ハイテックシルバーIIは、ユーザーからの要望が多いと言う「長持ち」「手間がかからない」ことを重視した製品。腐食に強く、高温でも耐久性の高い鋳造シルバー合金を新たに開発し、内部極板に採用した。また、プラス極板のペースト(活物質)を高密度にすることで、バッテリー上がりの原因となるペーストの軟化、脱落を防ぐ。

 トッププレートには特殊電解液還元構造を採用。バッテリー液の補充が不要な完全メンテナンスフリーバッテリーとし、補水キャップを廃した。

 これらにより、業界最長となる3年間の走行距離無制限保証を付帯した。

 一方、グリッド(極板格子)には導電性能に優れる新開発のファインメッシュ・グリッドを採用し、放電性能を向上。さらにマイナス極板のペーストにカーボンを配合し、充電受入性能も向上させ、充電制御車に対応した。

(編集部:田中真一郎)
2010年 5月 21日