パナソニック電工、EV用充電設備を発売 住宅用と公共設置用。新開発のロック機構を採用 |
パナソニック電工は、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)用の壁面取付型「屋外コンセント」と、自立スタンド「充電スタンドELSEEV(エルシーヴ)パブリックエリア向け」を、6月21日に発売する。
製品名 | 電圧 | 価格 |
屋外コンセント | 200V用 | 3675円 |
100V用 | 3255円 | |
充電スタンドELSEEV (パブリックエリア向け) | 200V用 | 20万7900円 |
屋外コンセント 100V用(シャンパンブロンズ) | 充電スタンドELSEEV |
ELSEEV用追加コンセントユニット(200V) | ELSEEV用追加コンセントユニット(100V) |
EV、PHEV用の充電コンセント。全製品に、屋外に設置するため防水性能を備える。
また、新開発のロック機構付きコンセントを、全製品に搭載。コンセントカバーと電源プラグの突起部がひっかかるようになっており、プラグを差し込んだだけでコンセントが抜けないようロックできる。ただし、この機構を使うにはケーブル側のプラグがロックできる形状になっている必要があり、同社はこれを各自動車メーカーに提案中としている。
屋外コンセントは、住宅に設置するためのコンセント。片手でプラグを抜き差しできるように考慮されている。200V用と100V用が用意され、どちらにもホワイトシルバーとジャンパンブロンズの本体色がある。
充電スタンドELSEEVは、公共の場に設置して、不特定多数のユーザーが使用するためのスタンド。標準で200Vコンセントを1つ装備しており、別売の200Vまたは100Vコンセントを3台まで追加できる。
また、コンセント部の蓋を閉めないと通電しないインターロック機構を備え、感電事故などを防ぐ。さらにLEDにより、スタンドの位置や通電状態を表示する。
屋外コンセント(左)とELSEEVの使用イメージ |
(編集部:田中真一郎)
2010年 6月 10日