高速道路4社、アジアハイウェイ構想に基づき標識を設置 首都高 都心環状線を起点に、トルコ-ブルガリア国境まで続くAH1路線 |
首都高速道路、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、福岡北九州高速の高速道路4社は、アジアハイウェイ構想に基づく標識を設置する。アジアハイウェイ構想は、日本も含めプロジェクトに参加するアジア32カ国で選定した国際道路網で、AH1(アジアハイウェイ1号線)~AH87まで、55路線、総延長14万2860kmが定められている。
高速道路4社が設置する標識は、東京 日本橋を起点とし、福岡を経由して、韓国、中国、トルコ-ブルガリア国境まで続く、延長約2万kmのAH1。起点となる首都高のC1都心環状線(外回り)にある「日本橋道路原標」ランドマーク標識と同一位置への設置が6月26日に行われるほか、東名高速、名神高速、中国自動車道など、各高速道路の接続JCT(ジャンクション)部へ設置される。
アジアハイウェイルートマップ。緑色の路線が日本を起点とするAH1 | 日本国内の標識設置予定個所。各高速道路の接続部を予定している | 首都高と東名高速の接続部となる3号渋谷線用賀PA(パーキングエリア)付近の設置イメージ |
(編集部:谷川 潔)
2010年 6月 22日