高速道路4社、アジアハイウェイ構想に基づき標識を設置
首都高 都心環状線を起点に、トルコ-ブルガリア国境まで続くAH1路線

東京からトルコ-ブルガリア国境まで続くAH1路線標識

2010年6月26日設置



 首都高速道路、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、福岡北九州高速の高速道路4社は、アジアハイウェイ構想に基づく標識を設置する。アジアハイウェイ構想は、日本も含めプロジェクトに参加するアジア32カ国で選定した国際道路網で、AH1(アジアハイウェイ1号線)~AH87まで、55路線、総延長14万2860kmが定められている。

 高速道路4社が設置する標識は、東京 日本橋を起点とし、福岡を経由して、韓国、中国、トルコ-ブルガリア国境まで続く、延長約2万kmのAH1。起点となる首都高のC1都心環状線(外回り)にある「日本橋道路原標」ランドマーク標識と同一位置への設置が6月26日に行われるほか、東名高速、名神高速、中国自動車道など、各高速道路の接続JCT(ジャンクション)部へ設置される。

アジアハイウェイルートマップ。緑色の路線が日本を起点とするAH1日本国内の標識設置予定個所。各高速道路の接続部を予定している首都高と東名高速の接続部となる3号渋谷線用賀PA(パーキングエリア)付近の設置イメージ

(編集部:谷川 潔)
2010年 6月 22日