プジョー、207シリーズにスポーツバージョンの「GT」
1.6リッター ターボエンジンと、6速MTを搭載

207GT

2010年7月1日発売
266万円



 プジョー・シトロエン・ジャポンは、207シリーズのスポーツバージョンとして3ドアハッチバックの「207GT」を7月1日より発売する。右ハンドル仕様のみが設定され価格は266万円。

 207GTは、最高出力115kW(156PS)、最大トルク240Nm(24.5kgm)を発生する直列4気筒 1.6リッター ツインスクロールターボエンジンを搭載。6速MTと組み合わされ前輪を駆動する。このエンジンは欧州の排ガス規制「ユーロ5」に対応し、207シリーズではGTのみに搭載される。

 エクステリアデザインは、昨年10月にマイナーチェンジを行ったほかの207シリーズ同様フロントマスクを持つ。フロントエアインテークはシリーズの最上級モデル「Cielo」同様、格子状アルミ調仕上げのグリルデザイン、リアバンパーモールをボディー同色とするとともに、サイドプロテクションモールにクロームストリップを追加した。

 また、リアガラスおよび、リアクォーターガラスは、スーパーティンテッドガラスを採用。ホイールはスポーク部分をシルバーに、それ以外をグレーとした207GT専用の17インチツートンアルミホイールが標準装備される。

 インテリアは、シート素材にブラックハーフレザーを採用。アルミ製シフトノブ、アルミペダル、クルーズコントロール&スピードリミッター機能、パワーウインドーを自動的に閉じる「オートクローズ機能」、ウインカーレバーを1回押すだけで、ウインカーランプが3回点滅する「ワンタッチ・ウィンカー機能」などを標準で備える。

 ボディーカラーは、ビアンカ・ホワイト、アデン・レッド、オブシディアン・ブラック、シャーク・グレー、モンテベロ・ブルーの全5色を用意する。

(編集部:谷川 潔)
2010年 6月 30日