横浜ゴムは、ランフラット・スタッドレスタイヤ「アイスガード トリプル Z･P･S（ゼット・ピー・エス）」を9月より順次発売する。サイズは195/55 RF16 87Q～245/40 RF18 93Qの6サイズで、価格はいずれもオープンプライス。ランフラットタイヤを標準装着する車両のみ装着可能。

　アイスガード トリプル Z･P･Sは、同社のサイド補強型ランフラットタイヤ「Z･P･S（Zero Pressure System）」シリーズの新製品となり、乗用車用スタッドレスタイヤ「アイスガードトリプル」をベースに開発されている。近年の暖冬の影響により気温の変化でめまぐるしく変化する路面状態に対応する“温度対応”をコンセプトにしたアイスガードトリプルの「新・温度対応」を引き継ぎ、氷上性能をはじめ、スノー＆シャーベット、ドライ、ウェットなどさまざま路面において、優れた走行性能を発揮すると言う。また、トレッドパターンに関しても、アイスガードトリプル同様、パターンナンバーIG30を用いている。

　ランフラット機能に関しては、空気が抜けた状態でもタイヤが車両を支えられるように、タイヤのサイドウォールを補強する「パワーアーチ」、ゼロプレッシャー時のタイヤ変形に対応する「Z・P・Sビードフィラー」、リムからのタイヤはずれを防止する「Z・P・S高剛性ビードワイヤー」などを搭載。最高80km/hの速度で最大80kmを走行可能としている。