SUPER GT第6戦鈴鹿 決勝リポート
GT500はARTA HSV-010が、GT300はLEGACY B4が初優勝

GT500クラスのスタート。8号車 ARTA HSV-010がトップをキープ

2010年8月22日決勝開催



 8月22日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で2010 AUTOBACS SUPER GT第6戦「第39回 インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル」の決勝が開催され、GT500クラスは8号車 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志)が今期初優勝。GT300クラスは62号車 R&D SPORT LEGACY B4(山野哲也/佐々木孝太)が参戦1年で悲願の初優勝を飾った。

 全8戦で行われる2010年のSUPER GTは、第6戦までは獲得ポイントの2倍のウェイトハンデ、第7戦は等倍、最終戦はウェイトハンデなしとなるので、獲得ポイントの少ないチームは第6戦の鈴鹿が上位進出の最後のチャンスとなる。第6戦はシリーズ最長の700kmレースで、通常の300kmレースの倍以上を走るため、3回のピットインと、ドライバー交代が義務付けられている。ゴールは日没後の夜7時過ぎとなるため、シリーズ唯一の夜間走行も行われる。

GT500クラス
 GT500クラスの第5戦までのドライバーズポイントの順位は、優勝こそないが、取りこぼしなく5戦ともポイントを獲得した6号車 ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム)が51ポイントで1位。

順位マシン(ドライバー)ポイント
1位6号車 ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム)51
2位18号車 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル)50
3位12号車 カルソニック IMPUL GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)41
4位1号車 PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー)41
5位17号車 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大)34
6位38号車 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン)32
7位24号車 HIS ADVAN KONDO GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信31
8位35号車 MJ KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也31
9位100号車 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴)24
10位23号車 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)23

 ノックダウン方式で行われた予選で、前評判どおりの速さを見せたのは8号車 ARTA HSV-010だった。セッション1ではラルフ・ファーマン選手が唯一の1分55秒台でトップ、セッション2でも井出選手が唯一の1分55秒台でトップ、スタートポジションを決めるセッション3は、第3ドライバーとして登録された小林崇志選手がチームの手違いによりタイムアタックを行うことになった。

 小林崇志選手は全日本F3に参戦中で、GTマシンに乗るのは今回が初めて。その小林崇志選手が23号車 MOTUL AUTECH GT-R(ブノワ・トレルイエ)、100号車 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也)を抑え、SUPER GT史上初のGT500クラス、デビュー戦でポールポジションを獲得した。

上位陣は予選順位どおりにS字を抜ける

 15時、121周の決勝レースのスタートが切られた。スタートからポールポジションの8号車 ARTA HSV-010(井出有治)がトップをキープ、2位には23号車 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲)3位には100号車 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也)とスターティンググリッドどおりのままレースは始まった。

 ウェイトハンデ10kgと軽い8号車 ARTA HSV-010は周回ごとに後続を引き離し、6周目には2位との差を7秒まで広げた。後半勝負の作戦をとった23号車 MOTUL AUTECH GT-Rはペースを上げず、3位の100号車 RAYBRIG HSV-010が背後に迫ってきた。


2位争いをする23号車と100号車トップの8号車は独走態勢を築いた

 9周目、独走状態の8号車 ARTA HSV-010にアクシデントが発生した。スプーンカーブの2つ目でGT300マシンがスピンしコースを塞いだため、後続のマシンが急減速。8号車 ARTA HSV-010も減速したところを、抜いたばかりのGT300マシンに追突され左リアを破損、5秒ほどタイムロスしてしまった。

 2位争いは100号車 RAYBRIG HSV-010が23号車 MOTUL AUTECH GT-Rを抜きポジションアップ。あっと言う間に3位に落ちた23号車 MOTUL AUTECH GT-Rを引き離した。4位を走る32号車 EPSON HSV-010(道上龍)は23号車 MOTUL AUTECH GT-Rの背後に迫り、テール・トゥ・ノーズの争いとなった。

2位に上がった100号車も後続を引き離す序盤スローペースの作戦をとった23号車は32号車に迫られる

 17周目、4位の32号車 EPSON HSV-010が早々にピットイン、中山友貴選手にドライバー交代し最後尾からハイペースで追い上げを狙った。

ランキング上位による9位争い

 ポイントラインキング上位で重いウェイトハンデを積むマシンは後方で熾烈な9位争いをしていた。25周目の2コーナー、ランキング4位、82kgのウェイトを積む1号車 PETRONAS TOM'S SC430(アンドレ・ロッテラー)のインにランキング3位、82kgのウェイトを積む12号車 カルソニック IMPUL GT-R(松田次生)がマシンをねじ込むがアウトにふくらみ、1号車 PETRONAS TOM'S SC430を押し出してしまった。

 漁夫の利を得たランキング2位、100kgのウェイトを積む18号車 ウイダー HSV-010(小暮卓史)は10位に上がりポイント圏内に入ってきた。この接触で12号車 カルソニック IMPUL GT-Rはドライブスルーペナルティを受け12位に後退した。


12号車が1号車のインに飛び込むが、立ち上がりでふくらみ押し出してしまった。12号車はペナルティ、18号車はポジションアップ

 25周を過ぎると各車1回目のピットインが始まった。トップを快走する8号車 ARTA HSV-010は26周目にピットイン、GT300マシンに追突され破損したパーツを剥ぎ取る作業に手間取り40秒近いタイムロスとなってしまった。大きく順位を落とし、交代したラルフ・ファーマン選手が後方から追い上げを開始した。

 32周目、全車ピットインを終えトップに立ったのは、最初にピットインを済ませ最後尾からハイペースで走行を続けた32号車 EPSON HSV-010だ。2位には100号車 RAYBRIG HSV-010(山本尚貴)、3位には23号車 MOTUL AUTECH GT-R(ブノワ・トレルイエ)、4位にはピット作業で遅れた8号車 ARTA HSV-010がつけた。

 45周目、トップを走る32号車 EPSON HSV-010が2回目のピットインを行った。通常、121周のレースを3回ピットイン、4スティントなら30周毎にピットインなので、32号車 EPSON HSV-010は4回ピットイン、5スティントの作戦だ。ピット回数が増える分、軽い燃料、ソフトタイヤでハイペースを維持する必要がある。

 32号車 EPSON HSV-010のピットインで1位は100号車 RAYBRIG HSV-010、2位は23号車 MOTUL AUTECH GT-R、3位は8号車 ARTA HSV-010となった。52周目、2位を走る23号車 MOTUL AUTECH GT-RがS字でGT300マシンと接触しスピン、背後に迫っていた8号車 ARTA HSV-010に抜かれ3位に後退した。

23号車はGT300マシンと接触スピン、8号車が順位を上げた

 60周目、トップの100号車 RAYBRIG HSV-010と10秒遅れで2位の8号車 ARTA HSV-010が同時にピットイン。100号車 RAYBRIG HSV-010はタイヤ交換に手間取り30秒近くロス、8号車 ARTA HSV-010が先にコース復帰しポジションを回復した。

 23号車 MOTUL AUTECH GT-Rが次の周にピットイン、ショートスティント作戦の32号車 EPSON HSV-010が再びトップに浮上するが、71周目に3回目のピットインを行うと、ついに、8号車 ARTA HSV-010がトップを奪還した。

 80周を過ぎ、レースは残りは1/3。トップは8号車 ARTA HSV-010、2位は100号車 RAYBRIG HSV-010、3位は23号車 MOTUL AUTECH GT-R、4位は32号車 EPSON HSV-010。各車、残り1回のピットインを残している。

 88周目、上位争いで最初にピットインしたのは23号車 MOTUL AUTECH GT-R、最後のスティントをブノワ・トレルイエ選手に託した。94周目に100号車 RAYBRIG HSV-010、95周目に8号車 ARTA HSV-010がピットインし、それぞれ山本尚貴選手、ラルフ・ファーマンがゴールまでステアリングを握ることとなった。予選でポールポジションを獲得した小林崇志選手は決勝レースでマシンに乗ることはなかった。

 97周目、トップに立ち、最後にピットインした32号車 EPSON HSV-010だったが、ピット作業で致命的なミスが発生した。タイヤ交換を終え、走り出すと同時にタイヤが外れてしまった。マシンをピットまで押し戻し再スタートするが、1分以上のタイムロスで7位まで順位を落としてしまった。

 これでトップは8号車 ARTA HSV-010、2位に100号車 RAYBRIG HSV-010となるが、早めにピットインした23号車 MOTUL AUTECH GT-Rが背後に迫り最後のバトルが始まった。98周目の130R、23号車 MOTUL AUTECH GT-RはGT300マシンに引っかかり減速した100号車 RAYBRIG HSV-010に並びかけシケインの進入でパスして2位に浮上した。

 8号車 ARTA HSV-010は2位との差を広げ今季初優勝。予選でポールポジションを獲得した小林崇志選手は決勝を走ることはなかったが、記録上はデビュー戦で優勝ということになった。

終盤、23号車が100号車を抜き2位に浮上したGT500クラスの表彰式。決勝は走らなかったが小林崇志選手は表彰台の中央に立った
順位マシン(ドライバー)
1位8号車 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志)
2位23号車 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)
3位100号車 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴)
4位17号車 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大)
5位35号車 MJ KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也)
6位38号車 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン)
7位32号車 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴)
8位39号車 DENSO DUNLOP SARD SC430(アンドレ・クート/平手晃平)
9位18号車 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル)
10位1号車 PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー)
11位6号車 ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム)
12位12号車 カルソニック IMPUL GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

優勝した8号車 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志)
2位の23号車 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)
3位の100号車 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴)

第6戦鈴鹿終了後ドライバーズポイント

順位マシン(ドライバー)ポイント
1位18号車 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル)52
2位6号車 ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム)51
3位17号車 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大)42
4位1号車 PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー)42
5位12号車 カルソニック IMPUL GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)41
6位23号車 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)38
7位35号車 MJ KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也37
8位38号車 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン)37
9位100号車 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴)35
10位24号車 HIS ADVAN KONDO GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信31

GT300クラス
 GT300クラスの第5戦までのドライバーズポイントは2勝を挙げた7号車 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼)トップ。以下、3号車 HASEMI SPORT TOMICA Z(星野一樹/柳田真孝)、6号車 アップスタート MOLA Z(横溝直輝/阿部翼)と続いている。

順位マシン(ドライバー)ポイント
1位7号車 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼)44
2位3号車 HASEMI SPORT TOMICA Z(星野一樹/柳田真孝)44
3位46号車 アップスタート MOLA Z(横溝直輝/阿部翼)43
4位43号車 ARTA Garaiya(新田守男/高木真一)40
5位74号車 COROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資)36
6位2号車 アップル・K-ONE・紫電(加藤寛規/濱口弘)35
7位11号車 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430(田中哲也/平中克幸)23
8位31号車 エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ(嵯峨宏紀/松浦孝亮)22
9位19号車 ウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也)21

 GT300クラスのポールポジションは26号車 CINECITTAタイサンポルシェ(イゴール・スシュコ/植田正幸/密山祥吾)が獲得、2位には74号車 COROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資)、3位には43号車 ARTA Garaiya(新田守男/高木真一/峰尾恭輔)、4位には人気だけでなく実力を付けてきた9号車 初音ミク X GSRポルシェ(番場琢/佐々木雅弘/木下みつひろ)が入った。

 ポイントラインキング1位の7号車 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼)は19位、ランキング2位の3号車 HASEMI SPORT TOMICA Z(星野一樹/柳田真孝)は10位、ランキング3位の46号車 アップスタート MOLA Z(横溝直輝/阿部翼)は14位と後方からのスタートとなった。

 スタートで上位陣の順位変動はなく各車ポジションをキープした。序盤から順位を上げたのは直線の速さに勝る25号車 ZENT Porsche RSR(土屋武士)、27号車 NAC 衛生コム LMP Ferrari(小泉洋史)、62号車 R&D SPORT LEGACY B4(山野哲也)だ。

GT300クラスも上位陣は予選グリッドどおりにスタートした1周目のS字を抜けるGT300マシンランキング1位の7号車は19位、19号車も20位でスタートしたが、終わってみれば、それぞれ6位、4位とベテランの巧さを見せた

 7位からスタートした25号車 ZENT Porsche RSRは1周目に5位、2周目に3位。6位からスタートした27号車 NAC 衛生コム LMP Ferrariは2周目に5位、3周目に4位。11位からスタートした62号車 R&D SPORT LEGACY B4は2周目に9位、5周目に8位、6周目に7位、8周目に6位とジャンプアップした。

 好調な滑り出しを見せた27号車 NAC 衛生コム LMP Ferrariだったが、8周目のスプーンカーブでスピンし大きく順位を落としてしまった。

 スタートから飛び出した26号車 CINECITTAタイサンポルシェ(密山祥吾)は74号車 COROLLA Axio apr GT(井口卓人)を引き離しにかかるが、徐々に差を詰められ、15周目の逆バンクでアウトから抜かれてしまった。背後には25号車 ZENT Porsche RSRが迫り、ポルシェ同士の2位争いに展開した。

序盤、26号車が逃げるかと思われた2位を走る74号車に後方に25号車、27号車の2台のポルシェが上がってきた62号車は8位を走る31号車に迫る
31号車を抜き8位にポジションアップ9号車も抜き7位トップ争いがテール・トゥ・ノーズに。その後ろに25号車も迫ってきた

 16周目の逆バンク、2位を狙いアウトから抜きにかかった25号車 ZENT Porsche RSRが26号車 CINECITTAタイサンポルシェの後部に接触。姿勢を乱した26号車 CINECITTAタイサンポルシェがアウトにふくらみ、並びかけた25号車 ZENT Porsche RSRがランオフエリアに押し出されスピンしてしまった。25号車 ZENT Porsche RSRはそのままピットイン、26号車 CINECITTAタイサンポルシェも4周後にピットイン、ともに後方まで沈んでしまった。

 ポルシェ同士の2位争いの後方では43号車 ARTA Garaiya(高木真一)と2号車 アップル・K-ONE・紫電(加藤寛規)の4位争いが続いていた。ベテラン同士の接近戦は15周目のシケインで接触、43号車 ARTA Garaiyaがスピンし9位までポジションを落としてしまった。2号車 アップル・K-ONE・紫電にはピットスルーのペナルティが科せられ12位まで後退した。

 前4台がいなくなり、2位に上がったのは62号車 R&D SPORT LEGACY B4だ。昨年の夏の鈴鹿でデビューしたが結果が出ず、4WDを諦め2WDのFRに変更するなど大幅な改造が功を奏し、前戦のSUGOから上位を争う実力を見せていた。

 62号車 R&D SPORT LEGACY B4は29周目に1回目のピットイン、トップを走る74号車 COROLLA Axio apr GTは32周目に1回目のピットイン、60周目には2台が同時にピットインを行うが、2台には一定の間隔があり、このままの順位でゴールを迎えるかに思えた。

 10秒弱の間隔で走行する2台が最後のピットインを迎えた。83周目、先にピットインしたのはトップを走る74号車 COROLLA Axio apr GT。次の周には62号車 R&D SPORT LEGACY B4もピットインを行った。62号車 R&D SPORT LEGACY B4がコースに復帰すると74号車 COROLLA Axio apr GTはメインストレートの中盤に達しており、S字くらいで追いつくかと思われた。

 ところが62号車 R&D SPORT LEGACY B4(佐々木孝太)のアウトラップは速く、そのまま逃げ切り徐々に差を広げる展開となった。2台のインラップ、アウトラップのタイムを比べると62号車 R&D SPORT LEGACY B4の方が10秒ほど速く、その差が順位逆転につながった。

 74号車 COROLLA Axio apr GTはタイムが伸びず、逆に3位の43号車 ARTA Garaiyaが背後に迫ってきた。残り20周を切り、同じチーム同士の2位争いが始まった。

4位争いはベテラン同士のバトルに74号車は逆バンクで26号車を抜くと独走態勢となった43号車と2号車が接触し、62号車は3位にポジションアップ
25号車との接触でペースの落ちた26号車にも接近2号車と365号車はダンロップで接触。前戦優勝の2号車はよいところがなかった5位を走っていた3号車はタイヤが外れリタイヤ

 残り4周となった130R。74号車 COROLLA Axio apr GTがアウトにふくらみ万事休す。43号車 ARTA Garaiyaはあっさりとかわして2位に浮上した。

GT300クラスの表彰式

 優勝は62号車 R&D SPORT LEGACY B4(山野哲也/佐々木孝太)。参戦1年で表彰台の頂点を獲得した。


順位マシン(ドライバー)
1位62号車 R&D SPORT LEGACY B4(山野哲也/佐々木孝太)
2位43号車 ARTA Garaiya(新田守男/高木真一/峰尾恭輔)
3位74号車 COROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資)
4位19号車 ウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也)
5位86号車 JLOC ランボルギーニ RG-3(山西康司/関口雄飛)
6位7号車 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼)
7位27号車 NAC 衛生コム LMP Ferrari(山岸大/小泉洋史
8位11号車 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430(田中哲也/平中克幸)
9位5号車 マッハGOGOGO車検408R(玉中哲二/黒澤治樹)
10位9号車 初音ミク X GSRポルシェ(番場琢/佐々木雅弘/木下みつひろ)

優勝した62号車 R&D SPORT LEGACY B4(山野哲也/佐々木孝太)
2位の43号車 ARTA Garaiya(新田守男/高木真一/峰尾恭輔)
3位の74号車 COROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資)

第6戦鈴鹿終了後ドライバーズポイント

順位マシン(ドライバー)ポイント
1位43号車 ARTA Garaiya(新田守男/高木真一)55
2位7号車 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼)49
3位74号車 COROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資)47
4位3号車 HASEMI SPORT TOMICA Z(星野一樹/柳田真孝)44
5位46号車 アップスタート MOLA Z(横溝直輝/阿部翼)43
6位2号車 アップル・K-ONE・紫電(加藤寛規/濱口弘)35
7位19号車 ウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也)29
8位11号車 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430(田中哲也/平中克幸)26
9位31号車 エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ(嵯峨宏紀/松浦孝亮)22
10位62号車 R&D SPORT LEGACY B4(山野哲也/佐々木孝太)20

 この第6戦鈴鹿のテレビ放送は、フジテレビ(8月27日 25時35分~27時05分)、関西テレビ(8月28日 10時20分~11時45分)、東海テレビ(8月27日 25時50分~27時20分)、仙台放送(8月27日 25時35分~27時05分)、岡山放送(8月29日 25時50分~27時20分)、テレビ静岡(8月27日 25時35分~27時05分)、テレビ西日本(8月27日 25時35分~27時05分)の各地上波と、BSフジ(月29日 17時00分~18時55分)で予定されている。

 次戦は9月11日、12日に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催される。

(奥川浩彦)
2010年 8月 25日