ソニー損保、「ドライブと音楽に関する調査」 ドライブ中にもっとも利用するのは「CD」 |
2010年9月6日発表
ソニー損害保険は9月6日、「ドライブと音楽に関する調査」として1000名に聞いた調査結果を発表した。
この調査は、8月12日~16日にかけてインターネット上で調査されたもの。調査会社であるネットエイジアのインターネットモニター会員で、月に1回以上自動車を運転し、ドライブ中に音楽を聞くことのある1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、2府2県(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)に在住の20代~50代の男女に対して行われた。
■ドライブ中「CD」がトップ
ドライブ中に何を利用して音楽を聞くかを複数回答で聞いたところ、「CD」(73.1%)が1位に選ばれ、以下「FMラジオ」(60.8%)、「HDD(ハードディスクドライブ)」(30.3%)が続いた。
年代別では50代の「AMラジオ」(36.6%)、20代の「携帯音楽プレーヤー」(42.4%)が突出した格好となり、世代によって利用するデバイスが違うことが明らかになった。
ドライブ中にもっとも利用されるのはCD |
■ドライブ時によく聞く音楽の1位は「J-Pop」
ドライブ時によく聞く音楽については「J-Pop」が1位で、以下「ロック&ポップス」(44.0%)、「アニメ」(14.8%)、「ヒップホップ」(14.2%)が続き、他の年代と比べて50代は「演歌」(12.4%)を、20代は「アニメ」(24.7%)を好む傾向にあることが分かった。20代のアニメについてはドライバー自身が聞くほか、子どものために流しているのではないかと推測している。
ドライブ時によく聞く音楽の1位は「J-Pop」 |
■夏の終わりにドライブをしながら聞きたい曲のトップは「TSUNAMI」
夏の終わりにドライブをしながら聞きたい曲を調べたところ、サザンオールスターズの「TSUNAMI」「真夏の果実」に、井上陽水さんの「少年時代」、classの「夏の日の1993」が続いた。
これを年代別に見ると、30代、40代、50代はサザンオールスターズを中心に選曲しているのに対し、20代ではBUMP OF CHICKENの「天体観測」が1位になったほか、ZONEの「Secret Base」、ケツメイシの「夏の思い出」を上位に選んでおり、20代は他の年代と異なるミュージシャンをセレクトしていることが分かる。
なお、ドライブ中に海を見ながら聞きたい曲を聞いたところ、全体で1位を獲得したのは「TSUNAMI」。そのほか、「チャコの海岸物語」「勝手にシンドバッド」「波乗りジョニー」と、トップ5のうち4曲がサザンオールスターズが占める格好となった。1位の「TSUNAMI」は、すべての性別、年代で1位に選ばれた。
夏の終わりにドライブをしながら聞きたい曲のトップは「TSUNAMI」だった |
年代別で見た、夏の終わりにドライブをしながら聞きたい曲。20代のみ他の年代と異なる嗜好であることが分かる |
そのほか、「ドライブ中に歌を歌った経験」「ドライブの際に、自分で編集した音楽を用意した経験」「ドライブデートの際、音楽の選曲に悩んだ経験」といった質問への回答結果も出ているので、詳細はリリースを参照されたい。
(編集部:小林 隆)
2010年 9月 6日