アウディ、「TT」のエンジンをパワーアップ 「TTロードスター」は4WDに、「TTS」はフェイスリフト |
アウディ ジャパンはコンパクトスポーツカー「TTクーペ」「TTロードスター」「TTSクーペ」を改良し、9月24日に発売した。
モデル | 駆動形式 | ステアリング位置 | 価格 |
TTクーペ 2.0 TFSI | 2WD(FF) | 右 | 460万円 |
TTクーペ 2.0 TFSI クワトロ | 4WD | 519万円 | |
TTロードスター 2.0 TFSI クワトロ | 534万円 | ||
TTSクーペ | 左右 | 693万円 |
パワーアップしたTTのエンジン |
いずれも直列4気筒DOHC直噴2リッター ターボエンジンをフロントに横置き搭載するスポーツカー。TTSのみ最高出力200kW(272PS)/6000rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)の高出力エンジンを搭載する。
改良により、TTクーペとTTロードスターのエンジンに、可変バルブリフト機構「AVS」を採用。最高出力を155kw(211PS)/4300-6000rpmに、最大トルクを350Nm/1600-4200rpmに高めた(従来は147kW[200PS]/5100-6000rpm、280Nm[28.5kgm]/1800-5000rpm)。
これにより、0-100km/h加速が5.6秒(従来は6.2秒)に短縮され、燃費がTTクーペ 2.0 TFSIで13.2km/L(従来は12km/L)に改善された。
また、TTロードスターは従来の2WD(FF)から4WDに変更された。
TTクーペとロードスターはLEDポジションランプが標準装備された |
エクステリアでは、TTクーペ/ロードスターは、LEDポジションランプを標準装備とし、シングルフレームグリルがハイグロスブラック仕様に、前後バンパーを新デザインに変更。TTSクーペはシングルフレームグリルのデザインを変更し、水平ラインを強調した。このほか、ボディーカラーにスクーバブルーM、ウーロングレーM、ボルケーノレッドM、ダコタグレーMを新設定した。
TTSクーペ |
インテリアでは、アルミ調リングやハイグロスブラックカラーを施したスイッチ類を採用し、インテリアカラーに、チタニウムグレー、ヌガーブラウンを新設定した。また、標準装備されるカーナビが、プローブ情報による渋滞情報を取得したり、Googleマップ「ローカル検索」を利用できたりするSDカーナビとなった。
なお、この改良を記念して、抽選で100名がTTに3日間試乗できる「ニュー アウディTT 3デイズ モニターキャンペーン」を開催する。期間は9月24日~10月31日で、キャンペーンのWebサイトから応募する。
カーナビはプローブ情報とGoogleに対応したモデルに |
(編集部:田中真一郎)
2010年 9月 24日