BMW、サーブにガソリンエンジンを供給

2010年9月29日(現地時間)発表



 独BMWと瑞サーブ・オートモービルは9月29日(現地時間)、BMWがサーブの次世代車両向けにエンジンを供給すると発表した。

 供給されるのは4気筒1.6リッターのガソリンターボエンジンで、アイドリングストップ機構などの燃費改善技術を搭載する。サーブの要求仕様に合わせて調整され、BMWの英ハムズホール工場で製造される。供給は2012年から。金額や規模の詳細は明らかにされていない。

 サーブ・オートモービルは、航空機・軍用製品メーカーの自動車部門として1947年に創立、1990年に分離されてGMの子会社となっていたが、経営が悪化。2010年にスパイカー・カーズの傘下に入り、再起を図っている。

(編集部:田中真一郎)
2010年 9月 29日