三井物産、5車種の2011年モデルを発表
エスカレード、シルバラード、タホ、HHR、トラバースの予約販売を開始

2010年10月19日予約販売開始



 米GMの正規輸入代理店である三井物産オートモーティブは10月19日、「キャデラック・エスカレード」「シボレー・シルバラード」「シボレー・タホ」「シボレー・HHR(エイチ・エイチ・アール)」「シボレー・トラバース」の2011年モデルの予約販売を開始した。

キャデラック・エスカレード
 エスカレードの2011年モデルは、新たに「ゴールド・ミスト・メタリック」カラー(受注生産)を設定した。

 エンジンはV型8気筒OHV 6162ccで、最高出力301kW(409PS)/5700rpm、最大トルク565Nm(57.6kgm)/4300rpmを発生。6速ATを組み合わせ、4輪を駆動する。

 ボディーサイズは5120×2002×1910mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2950mm。乗車定員は7名。

 価格はボディーカラーによって異なり、ブラックレイブンが955万円、ホワイトダイヤモンドが966万円。

キャデラック・エスカレード

シボレー・シルバラード
 シルバラードは、全長2mもの荷台(トラックベッド)を持つ、フルサイズピックアップトラック。170度まで開く観音開きのリアアクセスドアを備えるほか、クルーズコントロールや6スピーカーオーディオシステムを標準装備する。

 最高出力225kW(306PS)/5600rpm、最大トルク414Nm(42.2kgm)/4600rpmを発生するV型8気筒4.8リッターエンジンを搭載し、4速ATにより4輪を駆動する。

 ボディーサイズは5840×2030×1880mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3640mm。乗車定員は6名。

 「LS エクステンド・キャブ」の1グレードで、価格は399万円。

シボレー・シルバラード

シボレー・タホ
 タホは5130×2020×1920mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2950mmのフルサイズSUV。

 フロントシートとセカンドシートにベンチシートを採用するほか、広大なラゲッジスペースを備える。

 サイドカーテンエアバッグ、フロントプリテンショナーシートベルト、横転防止機能付きスタビリトラックシステムなどさまざまな安全機能も搭載する。

 V型8気筒 5328ccエンジンを搭載し、最高出力239kW(325PS)/5200rpm、最大トルク461Nm(47.0kgm)/4000rpmを発生し、走行状況にあわせて8気筒から4気筒に切り替えを行う「アクティブ・フューエル・マネジメント・システム」を採用する。トランスミッションは6速ATで、駆動方式は4WD。車両重量は2540kgで、乗車定員は9名。

 グレードは「LS」のみで価格は627万9000円。

シボレー・タホ

シボレー・HHR
 HHRは、4500×1770×1600mm(全長×全幅×全高)のコンパクトモデル。

 2011年モデルはこれまでの装備をほぼ従来どおりとしながら、これまでの「LS」「1LT」「2LT」とバンタイプの「PANEL(パネル)」の4グレード構成から、「LT」と「PANEL」(受注生産)の2グレード構成に変更。あわせて、100台限定にすることでLTは48万5000円値下げ(1LTとの比較)した。

 LTは最高出力111kW(151PS)/5600rpm、最大トルク205Nm(21.0kgm)/4200rpmを発生する2.2リッター DOHCのガソリンエンジンを搭載。PANELも同様に2.2リッター DOHCを搭載するが、最高出力116kW(158PS)/6100rpm、最大トルク203Nm(20.6kgm)/4800rpmと、やや味付けが異なる。

 価格は「LT」が298万円、「PANEL」が248万円。

シボレー・HHR

シボレー・トラバース
 5210×1990×1770~1790mm(全長×全幅×全高)のボディーサイズを持つトラバースは、ボディーカラーに新たにホワイトダイヤモンド、ゴールド・ミスト・メタリックをオプション設定。

 グレードは「LS」と「LT」の2ラインアップで、前者が498万円、後者が598万円。

 いずれのグレードもV型6気筒DOHC 3564ccエンジンに6速ATを組み合わせ、最高出力210kW(285PS)/6300rpm、最大トルク361Nm(36.8kgm)/3600rpmを発生。駆動方式は「LS」が2WD(FF)、「LT」が4WD。

シボレー・トラバース

(編集部:小林 隆)
2010年 10月 19日