クライスラー、ジープ「パトリオット」を道路パトロールカーに

2010年11月16日発表



佐原光一市長(左)に納車するクライスラー日本の七五三木敏幸社長

 クライスラー日本は11月16日、愛知県豊橋市にジープ「パトリオット スポーツ」を、緊急自動車及び道路維持作業用自動車として納車した。市道の管理と、災害時の緊急出動に使われる。

 外装色を黄色とし、赤と白のラインを入れたほか、ルーフに回転灯やサイレンなど、緊急自動車及び道路維持作業用自動車としての指定を受けるための装備を搭載した。

 同社は豊橋市に新車整備センターを持っており、納車前整備を行っている。同センターでは1999年7月から2010年10月まで、累計5万4440台を整備している。

 パトリオット スポーツは、ジープブランドのエントリーモデル。最高出力125kW(170PS)/6000rpm、最大トルク220Nm(22.4kgm)/4500rpmの直列4気筒DOHC 2359ccエンジンとCVTを搭載する。サイズは4420×1810×1665mm(全長×全高×全幅)、ホイールベース2635mm。価格は291万9000円。

(編集部:田中真一郎)
2010年 11月 16日