GM、「カマロ・コンバーチブル」を2011年に日本導入 LAショーで公開 |
ゼネラルモーターズは、シボレー「カマロ・コンバーチブル」を、11月17日(現地時間)に開幕する米国「LAオートショー」で公開する。米国では2011年2月に発売され、日本には2011年初夏に導入される。米国での価格は3万ドル~。
2009年に復活した5代目カマロのオープンモデル。ソフトトップを採用しており、電動で20秒で収納できる。またヘッドライナーにフォームを入れて吸音効果を持たせ、静粛性を向上させた。
クーペに近い乗り心地や性能を実現するため、強化タワー・バー、トランスミッション補助強化バー、フロア下のトンネルバーとV字型バーなど、ボディーには多数の強化が施されている。さらに、Aピラーにハイドロフォーム・チューブ、フロントウィンドシールド上部に強化ブラケット、強化フロント・ヒンジピラー、強化サイドシルなどを用いて、ノイズや振動の特性も向上させた。
これらのおかげで足まわりもコンバーチブル用に柔らかくすることなく、クーペと同じストラット、ブッシュ、バネ強度を採用でき、クーペ同様の操安性を得た。ボディーのねじれ剛性は、BMW 3シリーズを上回るとしている。
エンジンは、標準モデルには3.6リッターV型6気筒直噴エンジンを搭載する。最高出力は232kW(312HP)、最大トルクは370Nmとなっている。6速MTと6速ATが用意される。
SSモデルには6.2リッターV型8気筒エンジンを搭載するが、6速AT車には「L99」、6速MT車には「LS3」を搭載する。L99は最高出力298kW(400HP)、最大トルク556Nm、LS3は318kW(426HP)、569Nmを発生する。L99は低負荷時に4気筒を休止するアクティブフュエル・マネジメントシステムを採用し、燃費を改善している。
ボディーカラーは9色、ルーフはブラックとカーキの2種が用意される。
(編集部:田中真一郎)
2010年 11月 18日