MINIのデザイン・ディレクターが交代
BMWのチーフ・エクステリア・デザイナーが後任に

ゲルト・ヒルデブランド氏

2010年12月1日(現地時間)発表



後任のアンダース・ワーミング氏

 独BMWは12月1日(現地時間)、MINIのデザイン・ディレクターであるゲルト・ヒルデブランド氏の退任を発表した。後任はBMWのエクステリア・デザインのチーフであるアンダース・ワーミング氏。

 ヒルデブランド氏は2001年からMINIブランドのデザインを統括。第3世代のMINI、MINIカブリオレ、MINIクラブマン、MINIクロスオーバーといったプロダクションモデルのほか、2011年、2012年に発売されるMINIクーペとMINIロードスターが、ヒルデブランド氏の下で生まれた。

 ヒルデブランド氏は同社を退社し、デザイナーの育成にあたる。

 38歳のデンマーク人であるアンダース・ワーミング氏は、1997年にカリフォルニアのデザインワークスUSAでそのキャリアを開始、2005年にミュンヘンのBMWグループでアドバンスドデザインのチームリーダーになるまで、カーデザイナーとしてさまざまなポジションを経験した。

 2007年にBMWのエクステリアデザインの指揮を執ることになり、彼の下でZ4、5シリーズ、コンセプト6シリーズクーペが生まれた。

(編集部:田中真一郎)
2010年 12月 2日