国交省、横滑り防止装置とブレーキアシストシステムを義務化
新型生産車は2012年から、継続生産車は2014年から

2010年12月9日発表



 国土交通省は12月9日、これまで任意装着だったESC(横滑り防止装置)とBAS(ブレーキアシストシステム)を、安全性向上の観点から義務化すると発表した。

 国連欧州経済委員会(UN/ECE)自動車基準調和世界フォーラム(WP29)第150回会合で、「乗用車の制動装置に係る協定規則(第13-H号)」が改定されたことを受け、実施されるもの。

 新型生産車のうち、登録車は2012年10月1日以降に、軽自動車は2014年10月1日以降に新たに型式指定を受ける車両から義務化。また、継続生産車については、登録車が2014年10月1日以降に、軽自動車は2018年2月24日以降に製作される車両から適用される。

 同時に、「灯火器及び反射器並びに指示装置の取付装置に係る協定規則(第48号)」なども改定を受けており、側方灯や側方反射器の取り付けに関する基準、配光可変型前照灯に関する基準も改正された。

(編集部:小林 隆)
2010年 12月 9日