JAF、年末年始のドライブに対する注意を呼びかけ
ポイントは「バッテリー上がり」「タイヤの滑り止め」「燃料」

JAFロードサービス「バッテリー上がり」実施件数

2010年12月24日発表



 JAF(日本自動車連盟)は、冬場のトラブルによる救援件数が増加することから、年末年始のドライブに対するチェックポイント「バッテリー上がり」「タイヤの滑り止め」「燃料」の3つを挙げ、注意を呼びかけている。

 12月と1月は年間でバッテリー上がりの救援依頼が多い月で、4輪のみで月間8万件の救援依頼がある。気温が低いとバッテリーの液温が下がり、バッテリーの能力も低下する傾向にありことから、カーショップなどでのバッテリーチェックを勧めている。

 タイヤの滑り止めに関しては、この季節の降雪地域や山間部の道路ではチェーン規制などが実施される場合があることから、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤの準備を呼びかている。また、スタッドレスタイヤに交換した際のナットの締め忘れや、タイヤチェーンのゆるみなどの注意喚起も行っている。

 燃料切れに関しては、残量のチェックはもちろん、「燃料凍結」に関する注意も行っている。とくに軽油は凍結が起こる可能性があり、寒冷地へ出かけた際は、凍結対策がされている現地での給油を勧めている。なお、ガソリンは凍結の心配がないと言う。

(編集部:谷川 潔)
2010年 12月 24日