ボルボ、「V60プラグイン・ハイブリッド」をジュネーブで公開 50kmまでEV走行可能 |
瑞ボルボは、「V60プラグイン・ハイブリッド」を、3月1日に開幕する第81回ジュネーブ国際モーターショー(ジュネーブショー)で発表する。
ミドルサイズのスポーツワゴン「V60」のプラグイン・ハイブリッド版で、2012年の発売を予定している。
215HP、440Nmを発生する2.4リッター5気筒ターボ「D5」ディーゼルエンジンと6速ATで前輪を、70HPのモーターで後輪を駆動する。後輪のシステムは「ERAD」(エレクトリック・リア・アクスル・ドライブ)と呼ばれる。
バッテリーは12kWhのリチウムイオン。約50kmまでは電気のみで走行できる。
同社のステファン・ジャコビ社長兼CEOは「この第2世代のハイブリッドは、ドライビング・プレジャーの詰まったCO2排出量の少ないクルマを求める妥協のない買い手に最適だ。環境志向の真のカーエンスージアストのためには、本当のドライビング・プレジャーを促すようなアドレナリンのほとばしりを奪うことなく、CO2排出量を減らしたクルマを運轉する機会を提供する必要がある。V60プラグイン・ハイブリッドは、本物のスポーツワゴンのトラディショナルな特性を、すべてそなえている」と述べている。
V60は、新型S60をベースとしたスポーツワゴンで、日本では未発表。新型S60は3月に日本でも発売される。
(編集部:田中真一郎)
2011年 1月 27日