プジョー・シトロエン・ジャポン（シトロエン）は2月24日、「C5」シリーズをマイナーチェンジし発売した。価格は399万円～469万円。ステアリング位置は右のみ。

　今回のマイナーチェンジでは、3リッターV6モデルを廃止し、1.6リッター直列4気筒モデルのみとなった。また、セダン、ツアラー（ステーションワゴン）ともに価格の引き下げが行われた。「セダクション」は従来から25万円、「エクスクルーシブ」は従来から10万円のプライスダウンとなっている。

　エクステリアでは、ヘッドライトにLEDポジションランプを新たに内蔵したほか、リアコンビランプのカラーリングを赤一色から赤とクリアのコンビネーションに変更。ボディーカラーに「グリ ハリアー」を新たに追加し、全7色の設定となった。

　装備面では、セダクションではファブリックシートを、エクスクルーシブでは17インチアルミホイールのデザインを一新したほか、駆動輪が滑ってESPが介入した際、エンジン出力が大幅に低下しないよう一定のトラクションを確保する「インテリジェント トラクションコントロール」を標準装備した。

　セダンのボディーサイズは4795×1860×1470mm（全長×全幅×全高）、ツアラーは4845×1860×1490mm（同）。ホイールベースはともに2815mm。

　いずれのモデルも直列4気筒DOHC 1.6リッター 直噴 ツインスクロールターボエンジンを搭載し、最高出力115kW（156PS）/6000rpm、最大トルク240Nm（24.5kgm）/1400-3500rpmを発生。10・15モード燃費は10.2km/L。

ヘッドライトにLEDポジションランプを内蔵	セダクションではファブリックシートのデザインを一新