スバル、レガシィのEyeSight(ver.2)搭載車が1万台超え マイナーチェンジ後のレガシィの57.9% |
スバル(富士重工業)は3月4日、2010年5月18日に発売したマイナーチェンジ後のレガシィに設定された先進運転支援システム「EyeSight(ver.2)」搭載モデルが、2月末日時点で1万1417台となったと発表した。
この台数はマイナーチェン後のレガシィシリーズ全体の57.9%になり、目標搭載率の30%を大きく上回ったと言う。
EyeSight(ver.2)は、先代のレガシィに搭載されていたEyeSightを進化させた、ステレオカメラを用いる運転支援システムで、衝突を回避、あるいは衝突被害軽減を行う「プリクラッシュブレーキ」、0km/hからの追従走行を行う「全車速追従機能付クルーズコントロール」、車線逸脱警報機能、ふらつき警報など備える。
先代レガシィのEyeSight搭載車の販売台数は、2008年5月~2009年5月の1年間で1614台にとどまっており、ver.2では大幅に上回るペースとなった。
同社が全国225人のEyeSight購入ユーザーを対象に行ったアンケート調査では、96.1%のユーザーから高い評価(「満足」「やや満足」)を得られたとし、次期購入意向では90.6%のユーザーから「絶対にEyeSight にしたい」「できればEyeSight にしたい」との回答を得ている。また、EyeSight 搭載車に乗っている気持ちとして83.8%のユーザーが「事故被害を軽減してくれている安心感を得られている」と回答している。
EyeSight(Ver.2)のステレオカメラ部を外から見たところ | EyeSight(Ver.2)では、先代のEyeSightより車内への張り出しが抑えられている |
(編集部:谷川 潔)
2011年 3月 4日