JAF、震災被災地にロードサービス特別支援隊を派遣
3月18日から現地で活動開始

2011年3月16日発表



 JAF(日本自動車連盟)は3月16日、東北地方太平洋沖地震の発生にともない、「JAFロードサービス特別支援隊」を編成し、被災地へ派遣することを決定した。3月18日から現地での活動を開始する予定。

 JAFでは、こうした非常時に備え、被災地での特殊作業に従事する特別支援隊員を全国で112名任命しており、大規模災害を想定した訓練を行っている。今回はこうした隊員の中から、中部本部、関西本部および東北本部(秋田・山形支部)の隊員計24名を選抜し、12台のロードサービス車両とともに岩手県・宮城県へ派遣し被災地域の救援活動にあたると言う。

 被災地では、被害に遭った人の依頼による救援作業および自治体等の災害対策本部の要請に応じて緊急車両の通行路を確保するための被災車両の撤去と放置車両の移動を行う。さらに、被害に遭った人が所有する車の無料点検サービスも行う予定。

 この災害が「激甚災害」に指定されたことで、被災地域での地震または津波に起因する故障・トラブルに対する救援作業に係る料金は無料にする(ただし、部品・油脂・燃料代については実費)。

(編集部:谷川 潔)
2011年 3月 16日