カーナビの地図更新機能、認知度は高いが経験者は3割
インクリメントP調べより

地図の素

2011年3月30日発表



 インクリメントPは30日、同社が運営するインターネット地図サイト「MapFan」の会員を対象としたアンケートの結果を発表、8割以上がカーナビの地図を更新できることを知っているものの、更新経験があるのは3割であることを明らかにした。

 アンケートの調査期間は2010年12月8日~2011年1月11日で、インターネットを通じて調査した。有効回答数は5100件で、男女比は89:11。年齢は30代以下が17%、40~50代が61%、60代以上が22%。

 これによると、カーナビの地図が古くて困った経験がある人は73%、カーナビの地図を更新できることを知っている人は85%に上るが、実際に地図を更新した経験があるのは31%となった。

 また、更新経験者の半数は2回以上更新しており、同社では「地図更新のメリットを十分理解しカーナビをより便利に使っていただいている方が多い」としている。

 MapFanは、会員が地図の情報を投稿できる「地図の素」を用意しており、地図の鮮度向上を図っている。こうしたことからも、同会員は地図の鮮度やカーナビ地図への関心が高いとしている。

(編集部:田中真一郎)
2011年 3月 31日