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独フォルクスワーゲン、低く長く広い新型「ビートル」を発表

2011年4月18日発表



 独フォルクスワーゲンは4月18日、新型「ビートル」を公開した。

 1998年のニュー・ビートルの後継車。全長×全幅×全高は4278×1808×1486mm、ホイールベースは2537mmで、ニュー・ビートルより152mm長く、84mm広く、12mm低い。スタイリングのコンセプトは、2005年に発表されたビートルのデザインスタディ「ラグスター」のそれを継承したもの。ニュー・ビートルと比較するとノーズが長くなり、ウインドシールドが後退して寝かされ、ルーフがグラスエリアが狭くなっている。

 これまでのビートルを押しつぶし、前後左右に引き伸ばして安定感やスポーティーネスを強調したスタイリングと言える。リアウインドー直下には標準でリアスポイラーが着くが、上面のみ黒く塗装される。

 また伝統的なフォルムの中にも、水平基調のフロントバンパーとエアインテーク、エッジの立ったボンネットのライン、弧を描くデイタイムランニングライトとテールランプのグラフィックなど、ワルター・ダ・シルバ麾下のフォルクスワーゲン・スタイルの要素を備える。15個のLEDで構成されるデイタイムランニングライトは、バイキセノンヘッドライトとのセットオプションとして用意される。ホイールは最大で19インチ。

 

2005年に発表された「ラグスター」

 グレードは、ベースモデルの「ビートル」の上位に「デザイン」「スポーツ」が用意される。ビートルではブラックのインテリアだが、フェイシア上面がデザインでは外装色に、スポーツではカーボンルックになる。

 計器盤には回転計、速度計、燃料計の3眼メーターが備わり、速度計の中央にはマルチファンクション・ディスプレイが統合される。デザイン以上のグレードにはクロームベゼルが付く。センターコンソールには、RNS510などのインフォテインメントシステムがビルトイン可能で、その上には油温計、ストップウォッチ、ブースト計の小径3連メーターが付く。助手席側前面には、オリジナル・ビートルのように上に蓋が開くエクストラ・グローブボックスと、その下の通常のグローブボックスが用意される。オプションでパノラミックチルト/スライドグラスサンルーフが用意されるが、開口面積はニュー・ビートルより広くなった。

 パワーユニットは、北米向けの2.5リッター5気筒エンジンを除いて、すべてがターボチャージャーを備えたTSIまたはTDIユニット。ガソリンエンジンは147KW(200PS)の2.0 TSIを筆頭に1.4TSI、1.2 TSIまでラインアップされる。トランスミッションはデュアルクラッチAT「DSG」が用意される。高性能モデルには、電子制御デファレンシャルロック「XDS」が用意される。

 新型ビートルの発売は、北米が9〜10月、欧州が10〜11月、アジアが2012年2月、南米が2012年の終わりから2013年はじめにかけてとしている。

新型ビートルのインテリア

(編集部:田中真一郎)
2011年 4月 19日