トヨタ、小型FRスポーツカー「FR-S concept」をニューヨークショーに出展 FT-86 IIの進化形、筒内直接噴射とポート噴射「D-4S」採用 |
トヨタ自動車は4月20日(現地時間)、2011ニューヨーク・インターナショナル・オートショー(2011年4月20日~5月1日)に、小型FRスポーツカー「FR-S concept」を出展した。
FR-S conceptは、スバル(富士重工業)と共同開発を進めている新世代の小型FRスポーツカーのScionブランドコンセプトモデル。ジューネーブショーでは、「FT-86II concept」となっていたものだ。ニューヨークショーでは、フロントに搭載する水平対向4気筒 DOHC 2リッターエンジンに、筒内直接噴射とポート噴射を併用するトヨタの「D-4S」を採用することを発表。世界唯一のD-4S採用の水平対向エンジンにより、高出力と高い環境性能の両立を図るとしている。
ボディーサイズは、4272×1815×1204mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2570mm。このサイズは、FT-86 II conceptのボディーサイズ(4235×1795×1270mm)、スバルのコンセプトモデル「ボクサー スポーツカー アーキテクチャ」のボディーサイズ(4200×1770×1270mm)とも異なるもので、全長、全幅が拡大され、大幅に全高が下がったものとなる。ホイールベースに変化はない。
トヨタは、米国では小型FRスポーツカーをScionブランドより、販売する予定。
FT-86 II concept | ボクサー スポーツカー アーキテクチャ |
(編集部:谷川 潔)
2011年 4月 21日