自販連（日本自動車販売協会連合会）と全軽自協（全国軽自動車協会連合会）は5月10日、乗用車と軽自動車の2011年4月車名別販売台数を発表した。

■フィットがプリウスに大きく水をあけ首位に
　自販連のランキングによれば、1位はホンダ「フィット」、2位はトヨタ「プリウス」となった。プリウスは1月に首位から陥落して以降、フィットと激しい首位争いを演じているものの、3月に続き4月もフィットがトップとなった。特に4月については、フィットの販売台数が8574台なのに対しプリウスは4876台と、大きく水をあけられる結果となっている。

　また、東日本大震災の影響からか、全体的に販売台数が少ないのが目立っており、1位のフィットでも8574台（対前年同月比70.2％）、プリウスに至っては4876台（同18.4％）と厳しい数値が示されている。

■3月に続きワゴンRが1位
　全軽自協によると、4月の販売台数はトップがスズキ「ワゴンR」、以降ダイハツ「ムーヴ」「タント」が続き、トップ3は3月と同様の結果となった。

　軽四輪車もまた販売台数が少ないのが目立ち、ワゴンRは7919台（前年同月比51.4％）、ムーヴは7468台（同85.1％）、タントは6164台（同44.9％）という結果となっている。