トヨタ、販売店オプションのカーナビ新製品6機種
スマートフォン風操作の最上位機種など

プレミアムナビ NHZA-W61G

2011年6月1日から順次発売



 トヨタ自動車は、トヨタブランド向けの販売店装着オプションカーナビ新製品6機種を、6月1日から順次発売する。

 合わせて、カメラ一体型ドライブレコーダーやITSスポット対応DSRCユニットなどのナビオプションと、従来のカーナビの地図データを更新するソフト「11年春版NAVI SOFT」を、6月1日に発売する。

 発売日TVG-BOOK mXBluetooth
携帯連携
G-BOOK mX Proモデル
(専用通信機DCM接続)
G-BOOK mXモデル
(携帯電話接続)
カーナビ単体
プレミアムナビ
NHZA-W61G
6月1日12セグ
ワンセグ
30万9750円26万5650円
エクシードナビ
NHZN-W61G
6月6日12セグ
ワンセグ
26万7750円22万3650円
スマートナビ
NSZT-W61G
6月1日12セグ
ワンセグ
22万5750円18万1650円
カジュアルナビ
NSDD-W61
6月16日ワンセグ12万9150円
ベーシックナビ
NSCT-W61
6月1日ワンセグ10万8150円
エントリーナビ
NSCP-W61
6月1日ワンセグ8万5050円
製品価格
カメラ一体型ドライブレコーダー2万5200円
カメラ一体型ドライブレコーダー ナビ接続タイプ2万8350円
ITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプ3万4965円
11年春版NAVI SOFT CD用7875円
11年春版NAVI SOFT DVD用1万3125円
11年春版NAVI SOFT HDD用1万3125円
11年春版NAVI SOFT SD用1万6800円

 6機種のうち「プレミアムナビ」「エクシードナビ」「スマートナビ」の3機種は、12セグ地デジチューナーを搭載し、テレマティクスサービス「G-BOOK mx」に対応した上級モデル。カーナビと携帯電話で位置情報をやりとりしたり、ハンズフリー通話ができたりするBluetoothケータイ連携機能も備える。

 G-BOOK mXは、オペレーターによるサポートサービスや、新規開通道路を最短7日で地図データに反映する「マップオンデマンド」、プローブ情報や緊急通報機能を備えたテレマティクスサービス。経路上の気象情報や、GoogleとYahoo! JAPANによる店舗検索などのサービスが追加された。

 Bluetooth携帯電話を別途用意する必要がある「G-BOOK mX」と、専用通信ユニット「DCM」とセットとなる「G-BOOK mX Pro」があり、Proには盗難防止・車両追跡サービスの「G-Security」が付く。

 「プレミアムナビ NHZA-W61G」は、フルフラットデザインのフロントパネルに、静電式タッチパネルによるスライドタッチ操作といった、スマートフォンの操作感を備えた最高級モデル。オプションの後席ディスプレイを装着すると、前後席で異なるオーディオソースを再生できる。

 「エクシードナビ NHZN-W61G」は、スイッチにアルミ素材を使い、高級感を演出したモデル。「液晶AI」により、映像ソースに応じてディスプレイを自動調節し、最適な画質を得る機能を搭載する。

 「スマートナビ NSZT-W61G」は、販売店オプションのSDカーナビで初めてG-BOOK mX対応やケータイ連携が可能になったモデル。音楽CDを4倍速でSDカードに録音することができる。

 「カジュアルナビ」「ベーシックナビ」「エントリーナビ」は、ワンセグチューナーを搭載し、G-BOOK mXなどに対応しない廉価モデル。

 「カジュアルナビ NSDD-W61」は、別売りの外枠パネルと、4パターンのメニュー画面できせかえが楽しめるモデル。廉価モデル中唯一、Bluetoothケータイ連携機能を備える。

 「ベーシックナビ NSCT-W61」は、マップオンデマンドによる地図更新機能や、「細街路案内」を搭載する。別売りの「iPod対応USB/VTRアダプタ」により、iPodやiPhoneを接続できるほか、操作メニューや地図表示、音声案内が英語に対応する。

 「エントリーナビ NSCP-W61」は、「細街路案内」や「エコ機能」などを搭載した最廉価モデル。

 カメラ一体型ドライブレコーダーは、フロントガラス上部に設置するタイプ。常時記録と上書き記録が可能で、標準モードで120分、長時間モードで360分の記録が可能。

(編集部:田中真一郎)
2011年 5月 12日