伊フェラーリ、世界でオンリーワンの「スーパーアメリカ 45」
オーダーメイドで作られた個人所有車

「スーパーアメリカ 45」は米ニューヨーク在住コレクター、ピーター・カリコウ氏の個人所有車

2011年5月19日(現地時間)発表



 伊フェラーリは5月19日(現地時間)、同社がワンオフで製作した個人所有車「スーパーアメリカ 45」を公開した。

 スーパーアメリカ 45は、米ニューヨーク在住のコレクター、ピーター・カリコウ氏がフェラーリ・ファクトリーに発注したオーダーメイドモデル。車名の「45」は同氏がフェラーリを所有してから45年目を迎えることに由来する。

 リアのダウンフォース量増大を狙いとする新設計のトランク、回転式ハードトップのリア・スクリーン、ルーフ、フロント・エア・スプリッター、サイド・スカート、リア・ディフューザーはカーボン製とし、ボディーカラーの「ブル・アンティッレ」とコントラストとなるようダーク・ブルー塗装が施された。ボディーカラーは、カリコウ氏がコレクションするフェラーリの中でもっとも大切な1台と言う「400 スーパーアメリカ・カブリオレ(1961年)」と同色のもの。

 また、フロントグリルは特別なクローム処理が施されたほか、Aピラー、ドア・ミラー、ドア・ハンドルにはスペシャル光沢仕上げのアルミニウムを採用する。さらにCピラー付近に小さなリア・クォーター・ウインドーが備わる。

 インテリアもまた、素材を含め細部に至るまでパーソナライズされるとともに、厳選されたレザー・トリムやダークブルーカラーのカーボンパーツによって、エクステリアと同じコントラストカラーが表現された。

 なお、スーパーアメリカ 45は、5月20日(現地時間)に伊ヴィラ・デステで行われた「コンコルソ・デレガンツァ」で一般公開されている。

(編集部:小林 隆)
2011年 5月 23日