メルセデス・ベンツ日本、「スマート」が次世代カーシェアリング実験に参加 |
メルセデス・ベンツ日本は5月24日、「スマート」が千葉県柏市で行われるマルチ交通シェアリングサービスの社会実験に参加すると発表した。
この実験は、電気自動車(EV)、ハイブリッドカー、電動バイク、自転車を目的に応じて使い分けることができるシェアリングサービス。どの乗り物も共通のICカードで借り出し、返却の手続きができる。柏の葉・流山エリアに5つの貸出・返却ポートを設けるが、借り出したのとは違うポートに乗り物を返却することもできる。また、エリア内60個所の停留所とポートを結ぶ乗合交通システム「ポート送迎コミューター」も運行され、きめ細かい出発地・目的地に対応して利便性を高める。
同社は2人乗りマイクロカー「スマート フォーツーmhd」3台と、スマート電気自動車1台を、シェアリング車両としてこの実験に投入する。このほかにもトヨタ「プリウス」やヤマハの電動バイク「EC-03」、共同利用自転車「かしわスマートサイクル」が参加する。
実験の期間は6月8日~7月5日。利用モニター100名を一般から募集する。利用料金は自動車が300円/15分、電動バイクが100円/15分、スマートサイクルが100円/60分、ポート送迎コミューターが無料。
スマートは独、米で計800台がカーシェアリングに使用されており、カナダ、オランダでも開始される予定。
(編集部:田中真一郎)
2011年 5月 24日