パナソニック、“フリック”“ドラッグ”が可能なHDDカーナビ「Hシリーズ」2製品
ワイドコンソール車対応モデルをラインアップ

180mmコンソール用CN-H500D

2011年8月12日発売
オープンプライス



200mmワイドコンソール用CN-H500WD

 パナソニックは、12セグ/ワンセグTVチューナー搭載のHDDカーナビ「ストラーダ」の新モデル「Hシリーズ」2機種を、8月12日に発売する。180mmコンソール用(CN-H500D)と200mmワイドコンソール用(CN-H500WD)をラインアップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格はいずれも23万円前後。

 CN-H500D、CN-H500WDともに60GBのHDDを搭載し、7V型ワイドVGA(800×480ピクセル)ディスプレイを採用。液晶モニターには「クリアパネル」「LEDバックライト」を採用し、高画質表示を特徴とする。CN-H500WDは200mmのワイドコンソールに対応し、オプションスペーサーを使わなくても取り付けが可能。

 ディスプレイ部は静電タッチパネルを採用し、“フリック”(はらい)や“ドラッグ”(なぞり)で地図スクロールやメニュー移動を可能にした「モーションコントロール」機能を搭載。従来の感圧方式に比べて透過性を向上させ、地図、動画の視認性を高めた。また、アプローチセンサーを採用し、使用時に手を近づけると操作ボタン等をスクリーン上に表示させることができる。

 ナビゲーション機能では、「おまかせ」「有料優先」「一般優先」「距離優先」に加え、渋滞などによるストップ&ゴー低減や有料道路の料金を考慮した「eco」の5ルート同時探索が可能。また走行状態から燃費管理や運転診断が可能な「ecoドライブアシスト」機能を搭載し、給油量の入力によって燃費を自動計算したり、過去のアクセルやブレーキの使用頻度等を学習したりすることで、エコなドライブをサポートする。

 AV機能では、音楽CDをHDDに非圧縮録音できる「CD音質」録音モードを持つほか、圧縮により低下した音質を快適なサウンドで楽しめる「快適メモリーミュージック」モードを備える。高精度音響DSPを採用し、高精度デコーディング技術によって幅広い帯域の音で高音質化を追求した。アンプの最大出力は50W×4ch。

 そのほかBluetoothユニットをカーナビ本体に内蔵し、携帯電話のハンズフリー通話や音楽データのワイヤレス再生に加え、カーナビからBluetooth対応携帯電話を経由してネットワークカメラで撮影した、自宅内の静止画像を確認することもできる。

 本体サイズはCN-H500Dが178×182×100mm(幅×奥行き×高さ)、CN-H500WDが205×174×104mm(同)。取り付け奥行寸法はCN-H500Dが165mm、CN-H500WDが161mm。重量はいずれも3.1kg。

(編集部:小林 隆)
2011年 6月 21日