モンスター田嶋選手、パイクスピーク6連覇を目指す 6月26日に「第89回パイクスピークインターナショナルヒルクライム」開催 |
田嶋選手がパイクスピークで駆る「2011 モンスタースポーツ SX4 ヒルクライム・スペシャル」 |
スズキの米国現地法人であるアメリカン スズキ モーターは6月20日(現時時間)、6月26日に行われる「第89回パイクスピークインターナショナルヒルクライム」に挑むモンスタースポーツ・田嶋伸博選手の意気込みを発表した。
パイクスピークは米コロラド州のコロラドスプリングスで行われるヒルクライムレースで、米国で2番目に古いモータースポーツイベントに位置づけられる。コース全長は12.42マイルで、156のコーナーが待ち受ける。9390フィートからスタートして1万4110フィートのゴールを目指すが、標高が高く酸素不足になることからエンジン出力が30%ダウンすると言う。
田嶋選手は4輪の改造無制限クラスであるアンリミテッドで出走。今回はSX4ベースの「2011 モンスタースポーツ SX4 ヒルクライム・スペシャル」での参戦で、田嶋選手が2007年にスズキ・XL7ヒルクライム・スペシャルで叩き出した10分1.41秒(現在のコースレコード)を上回るタイムを出すことを念頭に、大会6連覇を目指すとしている。
SX4 ヒルクライム・スペシャルは、最高出力910PSを誇るV型6気筒3100ccツインターボエンジンを搭載したパイクスピーク専用モデルで、モンスタースポーツの風洞施設で徹底的な空力実験を行ったと言う。
(編集部:小林 隆)
2011年 6月 22日