トヨタ、インドでの販売が好調、2012年までに生産体制を拡大 ハッチバック「エティオス リーバ」を合わせて発表 |
エティオス リーバのインテリア |
トヨタ自動車のインド現地法人であるトヨタ・キルロスカ・モーター(Toyota Kirloskar Motor Pvt. Ltd.以下、TKM)は6月27日(現地時間)、2012年前半までに生産能力を21万台/年まで拡大すると発表した。
昨年に発売した小型車「Etios(エティオス)セダン」を筆頭に、各種モデルの販売実績が好調であることから生産能力の増強を決定した。約49億円の投資を行い、現在のTKM生産工場の生産能力である第1工場8万台/第2工場7万台を、それぞれ9万台/12万台まで引き上げる。
同日、ハッチバックモデルの「Etios Liva(エティオス リーバ)」も発表された。エティオスはギリシャ語で生産/理念を意味する「Ethos(エトス)」の造語で、Livaは「Live your life」をコンセプトとした造語を由来とする。
エティオス セダン |
エティオス リーバは、エティオス セダンよりも全長が490mm切り詰められた3775×1695×1510mm(全長×全幅×全高)という3サイズを備えつつ、広い室内を実現したほか、スポーティなエクステリア、低燃費性能、荒れた路面でも柔らかい乗心地といった特徴を持つ。
また、エティオス セダンが1.5リッターガソリンエンジンなのに対し、エティオス リーバは1.2リッターガソリンエンジンと、搭載するエンジンも異なる。
価格は39.9万ルピー~59.9万ルピー(約73.8万円~110.8万円=1.85円換算)。
(編集部:小林 隆)
2011年 6月 27日