フィアット、グッチ仕様の限定車「500 by Gucci」
「手の届くラグジュアリーカー」

2011年9月3日から順次発売
260万~294万円



 フィアット グループ オートモービルズ ジャパンはフィアット「500 by Gucci」を9月3日に、「500C by Gucci」を10月に発売する。価格は500が260万円、500Cが294万円。導入される台数は500が300台、500Cが100台の予定。

 イタリア統一150周年とグッチ創設90周年を記念し、ファッションブランドであるグッチのクリエイティブ・ディレクター フリーダ・ジャンニーニがカスタマイズした特別仕様車。2011~2012年の2年間限定で販売される。

 ボディーカラーはブラックとホワイトが用意され、どちらも高光沢パールペイントが採用される。

 外観ではグリーン・レッド・グリーンのストライプと、195/45 R16タイヤ、GGロゴ入りのホイール、テールゲートとBピラーのGucciロゴを専用に装備する。

 内装は、ボディーカラーがブラックの車両にはクローム/白/黒、ホワイトにはサテンクローム/アイボリー/ブラックを採用。どちらにもグリーン・レッド・グリーンのシートベルト、シート、キーカバー、フロアマットを装備する。シートはフラウレザーのツートーンシート。

 エンジンは直列4気筒SOHC8バルブ1.2リッターで、最高出力は51kW(69PS)/5500rpm、最大トルクは102Nm(10.4kgm)/3000rpm。トランスミッションはATモード付き5速シーケンシャルトランスミッションの「デュアロジック」。

 同社は7月8日、東京 青山のフィアット カフェで500 by Gucciの発表会を開催した。同社のポンタス・ヘグストロム社長は「いままでになかった、手の届く価格のラグジュアリーカー」と500 by Gucciを説明した。

東京 青山のフィアット カフェで500 by Gucciの発表会を開催した
リアゲートとBピラー、ホイールのセンターキャップにグッチのロゴが入る
シートベルトやシートのストライプがグリーン・レッド・グリーンになる。ボディーカラーがホワイトの車両はインテリがアイボリー/ブラックとなる
ヘッドレストにもグッチのロゴ左からグッチ ジャパンの社長兼COO、駐日イタリア大使ヴィンチェンツォ・ペトローネ氏、フィアット グループ オートモービルズ ジャパンのポンタス・ヘグストロム社長

(編集部:田中真一郎)
2011年 7月 8日