NEXCO中日本、圏央道(仮称)西久保JCT~高尾山IC間の開通時期を見直し 東名と中央高速を結ぶ区間の全通時期は2013年度に |
NEXCO中日本(中日本高速道路)は8月5日、圏央道(首都圏中央連絡自動車道) 西久保JCT(ジャンクション)~高尾山IC(インターチェンジ間の開通に向けた見通しを見直し、発表した。
(仮称)相模原IC~高尾山ICの用地進捗率は約96%。これまでの開通目標である2012年度から開通年度の検討が必要になっていたとし、本線のみ先行して供用開始することで、本線の開通目標を2013年度、(仮称)城山ICの開通目標を2014年度に見直した。
海老名IC~(仮称)相模原ICでは、用地進捗率は約99%であり、2012年度の開通予定に変更はない。これらにより、東名高速と中央自動車道を結ぶ区間の全通時期は2013年度となる。
また、東名以南になる(仮称)西久保(にしくぼ)JCT~海老名JCT間については、用地買収は完了しているものの、2つの鉄道路線に近接している個所での鉄道事業者相互の協議が長期化している。そのため、事業行程が確定せず、開通時期は未定となっている。
(編集部:谷川 潔)
2011年 8月 8日