独アウディ、都市向け2シーターEVのコンセプトカー |
独アウディは8月10日(現地時間)、2シーターの都市向け車両「アーバン・コンセプト」を発表した。
密集した都市空間のためのスタディモデルで、リチウムイオンバッテリーと2基のモーターを動力とする。
ボディーは進行方向に細長く、ホイールはオープンホイールレーサーのようにボディーから独立している。21インチのホイールを保護するプレートは点滅するLEDのストライプで縁どられる。
コックピットはカーボンファイバー製。ドライバーズシートとパッセンジャーシートは低い位置に横並びに置かれるが、前後にずらして配置されている。2つのシートはシャシーと一体成型され、ドライビングポジションはステアリングホイールとペダルの位置を動かすことで調整する。
ルーフとサイドウインドー、サイドパネルが一体となって後方へスライドして開くようになっており、ここから乗り降りする。
同社は「レーシングカーとファン・カー、アーバンカーの要素をラジカルな新しいコンセプトにまとめあげた」としている。
(編集部:田中真一郎)
2011年 8月 10日