スズキ、新開発エンジンと専用6速MT搭載の新型「スイフトスポーツ」 フランクフルトモーターショーに出品、10月生産開始 |
スズキは8月10日、2011年フランクフルトモーターショー(会期:9月13日~25日)において、新型「スイフトスポーツ」を出品すると発表した。ジュネーブモーターショーで新型スイフトスポーツのコンセプトモデル「S-CONCEPT」を発表していたが、量産型が展示されるのは初となる。
新型スイフトスポーツは、新型「スイフト」をベースに、“洗練された上質なスポーツ”をコンセプトに開発。低く構えた前傾フォルムと、大開口のグリルを採用することで、アグレッシブでありながらも威厳のある外観デザインにしたとし、インテリアはスポーティーさを強調しながら、高い質感と走りへの期待を高めるデザインを追及したと言う。
エンジンは、高出力化と低燃費化を達成したスイフトスポーツ専用M16Aエンジンを搭載。専用開発の6速MTを採用している。また、フロントサスペンションにはリバウンドスプリング内蔵ストラットを採用し、リアサスペンションは専用設計を行うことで、旋回安定性の向上、機敏なハンドリング性能を向上するなどしている。
安全性能では、軽量高剛性衝撃吸収ボディーと、カーテンエアバッグ、運転席ニーエアバッグなど7つのエアバッグやESP(Electronic Stability Program[車両走行安定補助システム])を採用。欧州市場向けの新型「スイフトスポーツ」は10月よりハンガリーで生産され、順次欧州各国で発売する。
同社はこのほか、欧州で販売されている「SX4」「キザシ」などの四輪車に加え、船外機や「バーグマン フューエルセル スクーター」などの二輪車、合計24台出品する。
(編集部:谷川 潔)
2011年 8月 10日