独アウディ、EV「A2コンセプト」をフランクフルトで公開
A1よりもコンパクトなボディーを採用

A2コンセプト

2011年9月2日(現地時間)発表



 独アウディは9月2日(現地時間)、電気自動車(EV)のコンセプトモデル「A2コンセプト」を、第64回フランクフルトモーターショー(プレスデー:9月13日~14日、一般公開:9月15日~25日)で公開すると発表した。

 4座それぞれが独立する、ハッチバックスタイルのEV。パワートレーンの詳細は明らかになっていない。

 「A2」を名乗ることから「A1」と「A3」の間に位置すると予想されるが、ボディーサイズは3800×1690×1490mm(全長×全幅×全高)と、A1より170mm短く、50mm狭いコンパクトなサイズとなる。

 エクステリアで特徴的なのは、高効率な次世代LED技術を採用したヘッドランプからボディーサイド、さらにテールランプまで直線的に流れるイルミネーションランプ。ターンシグナルランプとして機能するほか、ブレーキング時はテールランプから前方方向に赤く光り、他の車両や歩行者に直感的に知らせると言う。

 インテリアはフラットなフロアとし、独立型のシートを採用。シートは取り外しが可能で、シートクッション下には収納スペースが設けられる。また、前輪を外せばラゲッジルームから後席用センターコンソールにかけて自転車を収納することもできる。

(編集部:小林 隆)
2011年 9月 2日