レクサス、次期「GS450h」をフランクフルトに出展
日本での発売は2012年春頃

GS450h(欧州仕様)

2011年9月13日発表



 レクサス(トヨタ自動車)は9月13日、第64回フランクフルトモーターショー(プレスデー:9月13日~14日、一般公開:9月15日~25日)に、次期GSのハイブリッドモデル「GS450h」を出展すると発表した。

 次期GS450hは、今後のレクサス車の方向性を示すモデルとして開発され、新開発の3.5リッター V型6気筒「2GR-FXE」エンジンと大幅に刷新されたハイブリッドシステムを採用。V型8気筒ガソリンエンジンに匹敵する加速感を伴った楽しい走りを実現するとともに、CO2排出量145g/km以下(EU複合モード)のクラストップレベルの低燃費を達成する見込みと言う。

 すでに米国「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で公開された新型GS350と同様に、次世代レクサスデザインの記号性を示す「スピンドルグリル」を採用。次期GS350と同様の基本骨格をベースとしながら、ハイブリッドバッテリーのレイアウト見直しにより荷室スペースを大幅に拡大し、ガソリンモデルとほぼ同等の高いユーティリティを備えるとしている。


GS450h(欧州仕様)主要諸元
全長×全幅×全高[mm]4850×1840×1455
ホイールベース[mm]2850
エンジンV型6気筒 3.5リッター
最高出力[kW(PS)/rpm]213(290)/6000
最大トルク[Nm/rpm]345/4600
バッテリーニッケル水素
燃費(CO2排出量)[g/km]145以下
トランスミッション電気式無段変速
駆動方式2WD(FR)

 なお、次期GS450hの日本での発売は、2012年春頃を予定している。

(編集部:谷川 潔)
2011年 9月 13日