ルノー・ジャポンは10月4日、3ドアハッチバック「メガーヌ」の限定車「メガーヌ ルノー・スポール モナコGP」を発売した。30台限定で価格は398万円。ステアリング位置は左のみ。全国17店舗のルノー・スポール スペシャリストディーラーのみで販売される。

　メガーヌの高性能バージョン「メガーヌ ルノー・スポール」を名乗り、同モデルと共通の直列4気筒DOHC 2リッター ツインスクロールターボエンジンと6速MTを組み合わせる。

　メガーヌ ルノー・スポールとメガーヌ ルノー・スポール モナコGPの最大の違いは、採用されるシャシー。前者がスポーツ走行に適した「シャシーカップ」なのに対し、後者は日常の使い勝手とスポーツ性を両立する「シャシースポール」を採用したこと。

　メガーヌ ルノー・スポールはモナコGPに比べ、フロント/リアのサスペンション剛性が13％/38％、アンチロールバー剛性が13％高くなるが、その分モナコGPはスプリングレートを高めに設定した。

　また、ブレーキディスク径および厚みは両モデル共通だが、モナコGPはスリット無しを採用。キャリパーのカラーはメガーヌ ルノー・スポールがレッドなのに対し、モナコGPはシルバーとなる。

　さらに、タイヤはメガーヌ ルノー・スポールではミシュラン「Pilot Sport2」（タイヤサイズ：235/40 ZR18 95Y）だが、モナコGPではダンロップ「SP Sport MAXX TT」（同：225/40 ZR18 92Y）と、銘柄とサイズが異なる。そのほか、モナコGPではLSDは装備されない。

　装備については、エクステリアでは専用ボディーカラーの「ブラン ナクレメタリック」を採用するとともに、ブラックの18インチアルミホイール「KEZA」、専用バッヂを装備。

　インテリアでは、ルノー・スポールのロゴ入りレザーフロントシート（シートヒーター付、運転席のみ電動調整機能付）のほか、ホワイトセンターコンソール/トリム、ホワイトパネルタコメーター、ロゴ入りシリアルプレート、シルバーシートベルト、ロゴ入りフロアマット、専用チューニングを施したBOSE サウンドシステムを装備する。

専用バッヂ	ブラックの18インチアルミホイール「KEZA」	ロゴ入りフロアマット
インテリアではルノー・スポールのロゴが入ったレザーフロントシートを採用		ロゴ入りシリアルプレート
ホワイトパネルタコメーター	専用チューニングを施したBOSE サウンドシステム