日産、タイ向け新型セダン「アルメーラ」 |
日産自動車の子会社であるタイ日産は10月7日(現地時間)、新型セダン「アルメーラ」を発売した。価格は42万9000~59万9000タイバーツ(日本円:107万3000円~150万円)。
タイ政府によるエコカー政策に適合した、同国初のセダン。サムットプラカーン県の工場で生産される。
スタイリッシュなエクステリアと、サブコンパクトカーを上回る広い室内空間を特徴としており、6つのグレードと6色のボディーカラーを設定する。
マーチと同様、軽量化と高剛性を両立するVプラットフォームに、79PS/106Nmを発生する3気筒1.2リッターエンジンを搭載。これにアイドリングストップ機能を組み合わせ、燃費20km/L、CO2排出量120g/kmを実現した。トランスミッションは5速MTとエクストロニックCVTをラインアップする。
このアルメーラについて、タイ日産の長谷川亨社長は「すべてのお客さま、とりわけ、高級感と広々とした室内空間を実現するとともに、維持費の負担が少ない経済的なクルマを日常の運転において求めていらっしゃる方々に、必ずやご満足いただけるものと思います。まさに、『アルメーラ』はファーストカーとしても、家族の中でのセカンドカーとしても、お客さまにとって最適の選択であると確信しています」と、自信を覗かせている。
(編集部:小林 隆)
2011年 10月 7日