日産、EV用非接触充電システムを公開

非接触充電システム

2011年10月13日



 日産自動車は13日、電気自動車(EV)用非接触充電システムを公開した。

 充電器とEVをケーブルで接続しなくても、非接触充電器の上に車両を停止するだけで、充電が可能になるシステム。駐車場に非接触充電器を設置しておけば、駐車するだけで充電が可能になる。

 非接触充電には「電磁誘導方式」を採用。地上側送電ユニットのコイルに電流を流すと磁界が発生し、その磁界が車載受電ユニットのコイルに電圧を発生させ、充電できる。

 将来は、走行レーンに送電ユニットを埋め込んでおき、走行しながらの充電などが考えられると言う。

地面に設置された送電ユニットの上にEVを駐車するだけで充電が開始される。EVの車両後端床下に受電ユニットが取り付けられている。ドライバーはリアカメラで地上の送電ユニットの位置を確かめながら、EVを後退させて駐車する。EVが充電可能な位置に来ると、送電ユニットのインジケーターの色が変わってドライバーに知らせる

 

非接触充電システム(1分50秒)

(編集部:田中真一郎)
2011年 10月 13日