2012年スーパー耐久シリーズのカレンダー決定
FIA GT3クラスを本格導入

ST-Xクラスに参戦中のアウディ R8 LMS

2011年10月14日発表



 スーパー耐久(S耐)を運営するスーパー耐久機構(STO)は10月14日、2012年のレースカレンダーを発表した。2012年シーズンは、FIA GT3車両の参加可能な「GT3クラス」を新設。これに伴い2011年シーズンにテスト的に導入していた「ST-Xクラス」は廃止される。

 全6戦の開催となり、第4戦のGT3クラスは、岡山国際とセパンの選択式。この選択式は、初めて導入される制度となる。

 S耐のGT3クラスは、参加マシンの性能調整は課さないとしており、本来のFIA GT3マシンの性能を発揮できる運用を行う。国際的なカテゴリーを導入することで、海外チームが参戦しやすい環境作りを進め、レースを盛り上げていく狙いがある。

シリーズ日付開催サーキットレース距離/時間
テスト3月10日富士スピードウェイ3時間
第1戦3月24日、25日富士スピードウェイ4時間
第2戦4月28日、29日ツインリンクもてぎ3時間
第3戦5月20日スポーツランドSUGO3時間
第4戦
(GT3クラスは選択)
8月25日、26日岡山国際サーキット3時間
第4戦
(GT3クラスは選択)
8月31日、9月1日マレーシア セパン インターナショナル サーキット12時間
第5戦10月20日、21日鈴鹿サーキット300km
第6戦11月24日、25日オートポリス3時間

(編集部:谷川 潔)
2011年 10月 14日